2023-7-9~10 2023年度 バス山行を振り返って

2023年度 バス山行を振り返って

百松山岳会 会長 納Y

 

当会“三大山行”として毎年最大のイベントであったバス山行は高速バスツアー事故多発を受けた国交省による貸切りバスの安全コスト設定以来、バス費用の負担が大きくなり当会20名~30名の催行人数では参加費がかさむため2017年以来見合わされてきた。  2019年の総会ではバス山行を交流山行へと名前を変えてこれまで通り三大山行として継続することが決議され交流山行でバスが必要な時は利用可能とされている。

 

今年度第一回幹事会では5/8からのコロナ5類移行を受け、3年間続いたコロナ禍を払拭すべく、コロナ明けの会山行の活性化を目指し、今年の交流山行をバス山行として催行しようと幹事一同の総意で決定された。コースはバスでなければ出来ない大雪縦走ゴールデンコース、時期は高山植物最盛期の7月第2週と方向性が打ち出され吉D山行部長を中心とする実行委員会が立ち上がった。宿泊は旭岳温泉のYHとし早々に連絡したが繁忙期のその時期は4月初めの時点で当会が予定する人員の宿泊は出来ないとのことで止む無く一日スライドし宿泊人数が確保できる日・月の日程で催行が決まった。予算は諸物価高騰の折、多くの会員に参加してもらえるイベントとするため参加費を抑制すべく会からの助成を折りこみ、5月、6月例会で予算説明と共に会員への周知と理解を求めた。例会はZoomからリアルに変化し参加者が少ないこともあり異論は出ず実行委員会案は催行に向けてスタートした。

参加人員はコロナ感染でのキャンセルなどがあり紆余曲折があったが最終的には当初の会員申込数21名を維持し会員18名、岳友3名で6年ぶりのバス山行は催行された。

今回のバス山行は期間が空いていたので実行委員にも経験者が少なく吉D山行部長の永年の経験を基に推進され実行委員会のご尽力によって実現した。

この場を借りて吉D山行部長はじめ実行委員会の皆さんに感謝申し上げます。

また、このバス山行に参加していただいた皆さん、参加いただけなかった皆さんも含めて百松山岳会各位のご理解とご協力があってこそ実現出来たものと感謝いたします。

ありがとうございました。

 

  • これまでのバス山行の記録が散逸し現段階で纏まったものは残されてはいなかったので故大久保勝充氏から頂いていた資料を基にバス山行の履歴を記します。

 

バス山行の履歴 一部記憶により不明な点あり

2008年:旭岳温泉YH泊り、旭岳~黒岳縦走 

会助成60,000円、参加費13,000円、別途リフト代2,500円の記録あり

2009年:西別小屋泊り、西別岳~摩周岳縦走

     No.6 三浦悦子さん(79才)フルコース縦走

2010年:ニングルの森管理小屋泊り、原始ヶ原散策、原始ケ原~富良野

2011年:白銀荘泊まり、美瑛岳と三段山

2012年:啄木亭泊り、恵山、夕食後函館山、二日目駒ヶ岳

2013年:朝陽リゾート泊り、黒岳~北鎮岳~旭岳

2014年:ホロホロ山荘泊り、徳舜瞥岳~ホロホロ山 交差山行

2015年:男山酒造、旭川動物園経由 層雲峡YH泊り、黒岳~旭岳縦走

2016年:ニセコ泊り、目国内岳~岩内岳縦走

2017年:富良野泊り、原始ケ原~富良野岳(自家用車?)

2018年:様似八景フットパス アポイ岳(自家用車にて)

旭岳山頂で新婚さんと記念撮影 おめでとうございます‼ 末永くお幸せに‼