2024-2-12チセヌプリ(1134.2m)

【山名・コース】 チセヌプリ(1134.2m)

【期間】 2024年2月12日(月)  【天候】曇り

【形態】 (A)・ C・ P ・ 他

【性別】 男性 2 名 女性3名

【メンバー】 CS納Y、SL厚M、美T、水N、栗H

【山行形態】(尾根)縦走 沢登り 岩登り 登攀 (山スキースノーシュー) 

【地点時間】〔記録者〕№385栗H

 9:00登山口開始 12:10登頂 14:10登山口到着

【短信・感想】№385栗H

昨夜うっすらと降雪があり、果たして山ではどのくらい雪深くなっているのかと思う。

ニセコ山行も早や三日目。最終日は3名が帰宅、5名でチセヌプリを目指す。 気になる天候は、午後は晴れとのこと。 筋肉痛と疲れ、ご馳走の食べ過ぎで体が重いのに、登山着を着出すとそれなりに気合が入ってくるのが不思議だ。リュックと温泉道具を持ち出発。

9時、登山開始。雪板を持つ集団が急斜面を登っていくのを見ながら、雪に覆われた車道を進む。今日はニセコパウダーだ。手が届くほどに近い道路標識に違和感を覚えながら、なだらかな道をひたすら進む。先行する若者が行くトレースを我々も進む。 が、途中の分岐を過ぎたころから、大まわりするコースにいることに気づく。戻らず、このまま進む。

晴れた空に真っ白なチセヌプリが浮かんだかと思うと、あっという間に雲に消えてしまう。1時間ほど進むとやや急登な上りを迎えるが、スキーもスノーシューもゆっくり進む。ようやくチセヌプリの足元へ到着。 スキー2名はここでツェルト張って待機することに。

10時過ぎ、荷物を軽量にし、スキー1名、スノーシュー2名でチセ登頂へ向け出発。今までの上りやすさが一変、強風と沈む足元に体力が一気に奪われていく。私のよろけた歩行を見かねて、Mさんが先行してくださる。何度か豪快に雪に埋まりながら、無心で進む。

半分ほど上ったころ、頂上付近に20名くらいの人が見えた。思わず、私も目指したい!
と思った。が、風と寒さで体が思うように動かない。もし、ここで止めますと言ったら、 NさんMさんどう思うだろう?「有休取って、明日も行け!」と言われるだろうか、などと思考がおかしくなりかけた頃、頂上らしき所が見えてきた。11時50分、チセ頂上到着。

12時10分、下山開始。殆どの人がスキーかボードの中、Mさんとひざ丈まで雪に埋まりながらスノーシューを進める。来た時のトレースはすでに無し。スノーシューの無事を見守りつつ、Nさんもスキーで降りる。13時10分、ツェルトに合流。いただいたお汁粉が沁みる。そして、見事に晴れ渡っている。ここからは、スキーとスノーシューにわかれて下山開始。

14時10分、全員下山。来た道をたどり、駐車スペースに到着。 Mさんと私のチセヌプリ初登頂を皆さんがお祝いしてくださったのが大変うれしかった。

せっかくなので、ニセコのスキー場やリゾートホテルなどを車で巡りながら帰路へ。
子供の頃に見たのどかなニセコは、世界のNISEKOとして大変貌していた。山にお食事に
お喋りに、とにかく楽しい山行だった。

「一瞬の 晴れ間にカメラと 飲み干すコーラ」(詠み人知らず)

 

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