2024-3-9 百松沢山(北峰1,038m、南峰1,043m)、宮城ノ沢コース

【山名・コース】百松沢山(北峰1,038m、南峰1,043m)、宮城ノ沢コース

【期 間】 2024 年 3 月9 日(土) 【天 候】曇り時々晴れ、のち小雪

【形 態】 (A)・C・P・他

【性 別】 男性 7 名 女性 3 名

【メンバー】 CL:渡N、SL:佐T(智)、佐T(俊)、平N、高M、椎N、藤T、佐SK、

多D、藤I(茂)

【山行形態】 (尾根) 沢登り 岩登り 登攀 山スキー

【地点時間】〔記録者〕会員№.380 藤I

平和霊園駐車場6:45→北峰まで1km標識9:50→北峰10:45→南峰11:15

→(南峰下で休憩20分)→駐車場14:10  山行(7時間25分、13.1㎞)

【短信・感想】会員№380 藤I

今日は、リーダーが3年越しのチャレンジとなる百松沢山南峰を目指します。この山は、登山道がなく冬メインの山、西側の源八沢から登ると尾根が三段になっているので「三段山」とも言うそうです。昨年3月の山行は、渡渉に苦労し、怪我・落とし物のトラブルもあり、結局、隣の阿部山に登った曰くつき?の山。霊園奥の駐車場まで除雪されておらず、霊園入口付近の除雪最終地点に集合。他のパーティもおり、駐車場は朝6:30で満杯。人気の場所なんですね。

ちなみに、我が会の名前にもなっている「百松」ですが、さっぽろ文庫の札幌地名考では「百松と言う人が最初に入植したからと言う説と、百松と言う人が調査に入ったまま帰らなかったからともいわれ(『郷土小金湯』)、何れも百松という人の名前から出た地名であるという説と、もう一説には、エゾ松やトド松がたくさん生えているところから百松沢と呼ばれるようになったともいわれる」だそうです。また、アイヌ語や沢の地形由来などの説もありそうです(ネット調べ)。確かに、アカエゾマツやトドマツが多い場所がありましたね。(ところで、「百松山岳会」という名前を誰がどんな思いで名付けたか知りません、誰か教えてください。)

さて、数日前にツボ足で登った人もいるということで、今日はアイゼンをつけて頂上を目指します。スタート時の気温は‐7℃、道中は曇り時々晴れ、風もなく穏やかな天候でしたが、緩く長い登りのせいかなかなか体が温まらず、手足が寒かったなあ。昨年は難儀した渡渉も、ブリッジがしっかり残っており難なくクリア。途中で元気なご夫婦やワンコに追い抜かれながらも、我々は冬の景色や堰堤にできた氷柱を楽しみながら、マイペースで歩をすすめます。途中で元会員のA塚さんが合流、「今日は庭の散歩に来た」というくらい百松沢山に詳しく、頼もしい案内者が同行となりました。二股を過ぎて、道は徐々に傾斜がきつくなっていきます。一部ラッセルも覚悟していましたが、トレースがしっかりあるため、時間通り4時間で北峰に到着。確かに、場所によっては三段山だなと実感。少し風がありますがリーダー念願の南峰へGO。南峰では、うまい具合に雲がなくなり、烏帽子岳・神威岳や定天、藻岩山、割れ山、札幌市内、石狩湾が良く見えました(百松の神様ありがとう)。

南峰の下で短い昼休憩をとり下山開始。帰りは、「尻滑りし隊」の4名が活躍。なかでも「ななつぼし号」を持参したT松さんの早いこと早いこと。また、目ざといF田さんはムキタケを物色し場所をチェック?、A塚さんはクマ出没ポイントをレクチャー(でも夏は来ないかも・・)。なんだかんだで、予定時間より早く駐車場に到着。企画いただいたリーダー、先導いただいたサブリーダー、同行の皆様、楽しい山行有難うございました。

 

ヒヤリハット

特になし

 

              北峰にて

南峰にて