【山名・コース】 百松沢山(1038m)・百松沢山南峰(1043m)
【期 間】 2022年4月5日 【天 候】晴れ
【形 態】 A ・ (C) ・ P ・ 他
【性 別】 男性8名 女性4名
【メンバー】 CL古T SL竹K メンバー柳G、藤T、佐T(俊)、武D、多D、佐SK
金K、椎N、松U、平N
【地点時間】 〔記録者〕会員No365 竹K
手稲平和霊園登山口、出発6:30→4ポイント280m地点7:45→11P600m地点
8:25→13P730m地点8:40→15P880m地点9:15→百松沢山頂上9:51→
百松沢山南峰頂上10:15
(下山)
百松沢山南峰頂上10:50→9P470m地点休憩12:00→13:10登山口着
【短信・感想】 会員No365 竹K
当会の名前の由来となっているこの山は、私にとって今回始めて登る山であった。一度は登らなければならない山だと思いつつ、山に何処から取り付くのかも分からないまま、今日にきてしまっていた。
150峰で定山渓街道の230号線を走る度に、古Tさんから「あの尖がった山が百松沢山南峰だ。百松沢山はその奥で、ここからは見えない」といつも言われてきたが、「そうか、何時かは行かねばならない山だ」と心の奥に秘めながら今日のこの日を待っていた。
当日は最高の晴、無風状態。
西野の手稲平和霊園が起点となる集合場所登山口には、既に出発予定時間の大分前から
参加の皆さんが集合しており、予定の30分前の6時30分に登山口を出発した。
今回のルートは、霊園を抜けるとそく林道入口があり、「宮城の沢」に沿って上流を目指しながら、さらに357m地点二股で左をとるルートで「百松沢山」と「百松沢山南峰」を目指す行程だ。
今回もルートポイント担当を決めながら私達は歩き始めた。川の渡渉点は全部で5か所。
一回目の渡渉点は橋が架かっており難なく通過し、右岸に出て川沿のルートを遡っていく。
左岸に出る280m地点にある2つ目の渡渉点は、既にスノーブリッジは消え失せ、一本の丸太が川に横たわっていたがこれも難なく通過した。
林道右下に見える「宮城の沢川」は朝の日差しを受けながら所処、雪野原から顔を出した水面がキラキラと光り、透明感のある春の水の香気が漂っていて、「好きだ。この光景が・・・」と思いながらゆっくりと歩いた。
まだ高度感のない林道の周りは、始め低木の叢林だけであったが、少し進むと広い雪面の中に突如として一塊の一角に「大木のエゾ松」帯が現れ、林道の風景は一変し、白一色から緑の彩が合わさって、春の山の息吹を味わいさせてもらいながら進んでいく。
357m二股を左にとった林道は、550mあたりから急峻な南西稜線上にでて、厳しい登りの連続となっていく。高度730mあたりから林道は消えて、ルートファイデングに入ることを想定していたが、雪の締まりは安定し長靴組・登山靴組も順調に高度を稼いでいくことができた。ついに6時30分に出発した私達は「百松沢山」頂上に9時50分に到着。3時間20分での登頂となった。
ここからは1010mのポコを越えて、「百松沢山南峰」に到着したのは10時15分であった。
雪を纏った南峰の姿は、天を刺しアルペン的な要素もかなえ、美しく魅力的な山だった。
とりわけ、取りまく周りの山々にも魅了されて、札幌市街からほど近いこの場所に、こんな素晴らしい山があったのかと、冬のこの時期に登頂できたことを心から感謝しています。
下山では4ポイントスノーブリッジにおいて渡渉中、丸太から渡ったあと、足を掛けた
雪面がくずれ、浅瀬であった川に落ちて登山靴に水が入ってしまったこと。(竹K)
また同じ場所で、長靴で川を渡ったあと、雪壁を上がろうとして、後ろから川に落ちたこと。(藤T)がありましたが、特に問題はありませんでした。
今回もまた、メンバー全員で力を合わせて登らせていただいた「百松沢山」でもあり
150峰の登頂記念としての記録として、先頭ラッセル部隊の指名を記しておきたいと思います。
総括 古T
1ポイント~4ポイントまで 柳G・金K
4ポイント~7ポイントまで 平N・佐T(俊)
7ポイント~9ポイントまで 椎N
9ポイント~11ポイントまで 佐SK
11ポイント~13ポイントまで 松U
13ポイント~14ポイントまで 藤T
14ポイント~15ポイントまで 武D
15ポイント~18ポイントまで 竹K・多D
[ヒヤリハット]
特になし