2020-11-01 横山中岳(742㍍)・北横山 三石コース

【山名・コース】横山中岳(742m)・北横山 三石コース

 

【期間】 2020年11月1日(日)

【天候】 晴れ

【形態】 A・ C ・ P ・ 他

【性別】 男性 2名 女性4名

【メンバー】CL二 SL二(輝)、藤、 泉、 椎、 会員外1名

      

【山行形態】 尾根 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー スノーシュー

【地点時間】〔記録者〕会員No 327 藤田美惠子

       8:45駐車場出発→ 横山中岳頂上10:35→ 北横11:40~12:15中岳13:00→ 駐車場到着14:25

       登り2時間55分 下り2時間10分

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【短信・感想】     藤

三石にある横山中岳・北横岳に登ってきた。以前から何度か耳にした山の名だけれど

縁が無く、今回ようやく二瓶さんの会山行で同行させてもらうことが出来た。

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私は急登で登る低山が好きだ。短い時間で山頂に立てる上に、急登だから当然心拍数は上り、汗をかく。短時間で(ここが一番肝心なところ)、達成感と爽快な汗がかける。

いいね!そんな思いでいると、車は舗装道路から未舗装の脇に入って間もなく駐車場になる。旧牧草地の入り口で、車は4台くらいは置けそうだ。先行者のワゴンが1台止まっている。

周りを見ていた輝男さんが「マタタビ」の実を見つけてほうばっている。どれどれと猫が喜ぶ実を初めて口に入れた。ちょっと渋いが甘い、黄色いアーモンド形の実だ。

両脇に笹がせり出した狭い農道を少し登ると広々とした、旧牧草地に出る。今は利用されていないようで笹と雑草が伸び放題だが灌木は育っていないので、開放的な草原だ。

この牧草地終わりが登山入り口で標識がでている。ここからしばらくは急登の樹林帯を登る。

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上る途中で振り向けば、穏やかな秋晴れの中太平洋まで見渡せる雄大な景観が広がる。細尾根になってくると、アップダウンを数度繰り返し一度平になる。ここで安心していると次はまさしく「はいつくばる」急登だ。470m~570m少し巻いてさらに急登が続き頂上まで強いられる。この状態でも真っ赤に色着いた紅葉樹が時折目に入り、気持ちに余裕をもたらしてくれる。頂上に上がれば、休憩に程よい広さの平地が広ろがって木彫りの頂上看板がなんとも愛らしい。

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一休みしてから北横岳に向かう。途中でリーダーの知り合いバビシェの方々に出会う。なだらかな尾根伝いに約1時間、標識はないけれど、標高から笹原の1地点を北横岳として本日の目的を果たす。夏なら怖くて腰なぞ下せないが晩秋の秋晴れ、ダニも出ないと、笹に埋まるとなんとも暖かく、遠くに太平洋を眺めると心地よく眠りを誘そわれる。期待していた南日高の眺めは、雪をかぶっているので山容ははっきりしているが、知識が乏しい事とダテカンバの木々が邪魔して横山中岳からは判然としなかった。むしろ北横岳に向かう稜線上からの方が見晴らしがよかった。下山は慎重を期してゆっくりと降りてきた。

今回は長年気に掛けていた山行企画を実施して頂いて、気持ちが落ち着きました。

ありがとうございました。

  

ヒヤリハット

 

 

2020-11-01 狩場山(1519.9㍍)

【山名・コース】狩場山(1519.9m)

【期間】 2020年 11月 1日 (日) 【天候】曇り・雪 

【形態】 (A)・ C ・ P ・ 他

【性別】 男性4名 女性7名

     CL:N谷,SL:Y川,K子,A母,H原,T松,UT野,K川,T川,S本,S藤(J)

【山行形態】 (尾根) 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

【地点時間】〔記録者〕 会員№315 S藤(J)

     三杉館(民宿)7:20  狩場山登山口発8:40 1合目9:00        

2合目9:25 3合目 9:40 4合目10:10 5合目10:30 

6合目11:00 9合目 12:05 南狩場(1464m)12:15 

狩場山13:00~13:15

6合目 14:30 5合目 14:50 4合目 15:10 

3合目15:20 2合目15:30 1合目 15:45 登山口16:00

 【短信・感想】        会員№315 S藤(J)

    道南最高峰山行二日目狩場山(かりばやま)1519.9m

    民宿三杉館、ご厚意で昨夜食後におにぎりを作り、朝食で更に追加でおにぎり、おかずを沢山リュックにつめ、7:20出発、ここから登山口まで54km、千走(ちはせ)川温泉、(休業あるいは閉鎖している)前を通り賀老の滝方面へ。

    橋を渡る手前に通行止めの看板が右端に立ててあるが車の通る幅があり迷わず

    無視して先に進む。賀老キャンプ場を過ぎかなり走ると千走川橋の手前に新道登山口がありその手前に広い駐車場がある。千走川橋の先は通行止め。立派だった道路が登山道のように草に覆われている。先ほどの通行止めの看板はここを通り抜け出来ないことを意味していたのだろう。

    登り始めは曇り、積雪が多い山、熊の出る山と言われるとおり徐々に積雪が増える。5合目前後からは雪が一面踏みしめながらCLが先頭で道をつけてくれる。

    途中親子熊の足跡が雪に残っている。

    1合目ごとに看板があり分かりやすい。頂上近くには親子沼がありうっすらと雪に覆われて他に展望もない。

    頂上に着くと赤い横長の看板は雪に半分埋もれていた。

    雪の深さは30cmくらいだろか。

    写真撮影後下山準備。雪がちらつき始め視界がなくなってきたので15分程頂上にいて下山。私は冬のストックなのでその点は楽でした。手袋も替えが必要です。

    太陽が一瞬出た後、短い時間でしたが大粒のあられが花火のようにパチパチと音をたて私たちを攻撃する。痛い程でした。

    登山口に着いた時はどんよりとした空模様のせいかうす暗くなっていた。

    今日帰る仲間とここでお別れ、残り組は添別ミニビジターセンターへ。

    昨日の暖かく快晴の太田神社と違って今日は真冬の7時間20分の山行でした。

    CLが登り、下山、先頭で道をつけてくださいました。ありがとうございました。 

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2020-10-31 イチャンコッペ山

【山名・コース】イチャンコッペ山

【期間】 2020年 10月31日    【天候】晴れ 

【形態】 A・ (C) ・ P ・ 他

【性別】 男性  名 女性 3名

【メンバー】CL藤  SL   泉  会員外1名

【山行形態】 尾根 (縦走) 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

【地点時間】〔記録者〕   泉

登山口発 9:05 頂上11:30 登山口13:30

【短信・感想】   泉

 朝方雨が降り出発が1時間ほど遅れる。駐車場はすでに満車状態。上り始めの左側は

まだ紅葉が残っておりまだ十分に綺麗。上のほうはほとんど笹。頂上は若い人たちで賑わってグループごとに話し込んでいる。葉を落とした周りの景色は広々として、支笏湖、雪を被った恵庭岳、周辺の山々も見渡せる。お昼をとり、この景色を見ながらゆっくり、のんびりと下る。暖かい日差しを浴び、晩秋の一日を楽しみました。

2020-10-31 太田山神社

【山名・コース】 太田山神社

【期間】 2020年10月31日(土曜日)~2020年11月2日(月曜日)

【天候】 10月31日 晴れ

【形態】 (A)・ C ・ P ・ 他

【性別】 男性4名 女性7名

【メンバー】 CLN谷、SLY川、T松、K子、A母、S藤(J)、UT野、

(1日帰札)K川、H原、S本、T川      

【山行形態】 (尾根)縦走 沢登り 岩登り (登攀) 山スキー 

【地点時間】 豊滝ステーション集合7:30→太田山神社登山開始12時→

       太田山神社山頂13:30→下山到着14:50→三杉館着17:30

 

【感想】370T川

 

10月31日念願の太田山神社に快晴の中、参拝することができました!

高松さんと、9月の大雪山でご一緒した時に『来年は太田山神社に行きたいですね!』と

話していたところ、今回納谷CLから山行計画が流され、1日に帰札するメンバーもい

るとの事で(私はこの時、31日太田山神社を登り1日の朝に帰ってくる気満々でした)、

大喜びで参加申し込みしました。当日、豊滝ステーションで7時半に11名全員集合し、

N谷車、K川車、Y川車と3台で豊浦道の駅で買い物をし、途中多少はぐれながら、太田

山神社に向かいました。11時頃到着し、晴天の中12時登頂開始。階段は何段あるか?

皆で数え140段+3段かな?とこの辺までは余裕でした。なかなかな急登を登り、途中の梯

子を登り、13時頃鉄の輪がある崖に到着する。ここからの眺めも素晴らしい!金子さん、

H原さん、S藤さん、UT野さん、リハビリ中のA母さんも輪の下まで到着し、ここで少

し休んでから先に下山するチームに分かれる。

N谷さんが先頭で輪を登り、T松さん、K川さん、Y川さん、S本さんと、T川が、13時30分頂上の神社で参拝しました。崖登りも初めての経験で、Y川さんとK川さんが下で輪を支えて下さり、足の位置を指導して下さったので揺れも少なく何とか登る事が出来ました。神社で祝詞をあげ、奥尻島まで見える景色、紅葉の崖と海の青色を目に焼き付けて、さぁ!下山!登るより降りる方が、遥かに怖い!tT松さん、K川さん、Y川さんが下りて、下で輪を支えてくれる。S本さんは、足が震えると言いつつ、何もつけずに降り始める。その時、S本さんの体にかけていたカメラが、Y川さんの足元に落下する。運よく壊れずカメラは無事でした。私は、安全のためザイルをN谷さんに装着してもらい、下からのY川さんのアドバイスを聞き何とか輪を降りることができました。『行きはよいよい帰りは恐い!』まさにこの通りを実感しました。全員無事下山し、少し先にあるトンネル横の本殿を参拝し(予定が上手く伝わらず、K川車は先に温泉に行ってしまった。)北桧山温泉に入り、三杉館へと向かいました。三杉館は、豚串、お刺身、手作りの煮物、黒豆、ウニの和え物など美味しい夕食を堪能しました。民宿は貸し切りで、部屋もゆったり使え10時消灯までゆっくり過ごすことができました。~翌日は狩場山登頂の予定です。~

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2020-10-27 湯の沢(湯沢)933㍍ 札幌150峰

【山名・コース】 湯の沢(湯沢) 933m

【期間】 2020年 10月 27 日    【天候】曇り、晴れ 

【形態】(A)・ C ・ P ・ 他

【性別】 男性9名 女性6名

【メンバー】

      CL古 SL竹 泉 平 高 柳 塩 金 松

       渡(誠)佐(俊)多 藤 吉K 椎

 

【山行形態】 (尾根) 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

【地点時間】〔記録者〕 椎

 

空沼岳登山口7:30 万計山荘9:40 藪漕ぎ10:30 山頂着10:40  

 

山頂発10:50 万計山荘11:30~12:00  下山13:50

 

【短信・感想】 椎

 

  150峰122番目湯の沢(湯沢)は万計山荘まで空沼岳の登山道を利用して登り

 そこからは林道を利用して斜面を下り、湯の沢の沢登りで終点となる所を通過し、林道

が大きくカーブする所から取り付き、短い藪漕ぎをして山頂に出る山だ。

 夏でも空沼岳の登山道はぬかるみが多いので長靴で登ることにしたが、長靴は3名の

みで長靴愛用者のリーダーも登山靴で、選択を誤ったかもと思ったが長靴に穴があいたので、夏靴で登ると聞き少しばかり安心する。

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 スタート地点の徒渉は手すりの無い橋で慎重に渡る。登山道は全体的にぬかるみ、落ち葉で埋め尽くされた登山道は滑りやすく足元を 確認しながら進む。登り始めは曇り空だったが日が射し始め、登山道脇の笹付近に残っていた雪はとけ掛かっていた。

 万計沢川に架かる橋は、今日最大の難所だ。橋が右に傾いていてバランスを保とうとしてもヌルヌルして滑り、右に傾むく体をストックで何とか支えて渡る。

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 山荘近くの滝付近は、急登で崖になっていて滑りやすくロープが張られ、登山道にス

テップが作られていて有難かった。万計山荘で暫しの休憩をして、山荘から林道を下って三角点「湯の沢」を目指す。赤テープと黄色テープが少し先に見えたが少し手前の傾斜の緩そうな所から登る事になる。皆、慣れたもので藪漕ぎ用の上着を着てストックをリックに括り付け藪漕ぎに突入する。藪は薄く難なく山頂に到着。

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 山頂には三角点の標石と看板があり、記念撮影をして下山開始。登りと違うルートで林道まで降りた。林道から万計山荘までは登りになるが林道は広く思い思いに歩く。

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 山荘付近でお昼ご飯を食べ、トイレを使わせて貰い下山する。ここのトイレは清掃が行き届き毎回気持ち良く使わせてもらっている。下山は泥濘で滑りながら、全員無事下山。

 パーテイが離れるとSLが所々で待ってくれるので慌てず降りることが出来た。

有難うございました。

 

2020-10-22~25 七面山(1989㍍)・身延山久遠寺

【山名・コース】 七面山(1989m)・身延山久遠寺

【 期   間 】  2020年10月22~25日

【 形   態 】  Á:会山行

【 天   候 】  22日曇り・23日雨・24日晴れ・25日快晴

【 性   別 】  男性2名 女性4名

【 メンバー 】  CL吉d、SL金、鳥、星、柳、平

【 山行形態 】  尾 根

 

【短信・感想】                             10月22日/   平 

 

 新型コロナの影響でANAの4割近くが減便となり、予定していた札幌~静岡便も欠航となってしまいました。そこで羽田から電車を乗り継いで目的地に向かう計画に変更し、当初の目的を実現させることができました。

 山梨県は、新型コロナの感染者数が203人、死者が6人と全国的にも見ても少なく、効果的な対策が講じられている県の一つだろうと思います。我々としても、危ない東京を経由しますが、新型コロナに感染しない、そして感染させないように、マスクを着用し除菌液を持参して今回の山行に臨んだところです。

 当日は、エアドゥ012便が予定どおり9時半頃に羽田に到着。その後、京浜急行と山手線を乗り継ぎ、新宿からは中央線の特急あずさ19号で甲府へ向かい、甲府からはワンマンカーで今日の宿泊地である下部温泉郷へ・・・。

 到着した下部温泉駅は無人駅で切符の自販機もありません。駅前は本当に鄙びた感が溢れており、我々が泊まった駅前の「いずみ旅館」は人柄の良さそうな老夫婦が二人で営む本当に小さな宿でした。勿論近くにコンビニはありません。そこで、安着祝いの酒と肴を調達するためご主人に尋ねたところ、スーパーマーケットまで送り迎えをしてくれることになりました。

 ご主人は80歳ですが記憶力はまだまだしっかりしており、車の中ではこれまでに北海道から訪れたお客さんのこと、身延山の見所などについて話をしてくれました。

 宿では源泉かけ流しのお風呂を頂戴し、安着祝いを終えた後の夕食は、近くにある下部ホテル(日蓮宗推薦旅館・身延山指定旅館)のレストラン。温めた紹興酒を頂きながら美味しい中華料理を食し、本日の予定を滞りなく終えることができました。

 今回初めて中央線特急を利用し勉強になったことがありましたので、書き記しておきます。

 中央線の特急は全席指定となっており自由席はありません。我々が持っている特急券

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(座席未指定)は、乗車前に追加料金なしで座席の指定を受けることができるけれど、車内では座席指定を受けることができない特急券でした。したがって、特急券(座席未指定)で乗車した場合には、予約されていない座席を探して座る必要があります。そのため、座席の上には赤(空席)、緑(実車席)、黄(この先の停車駅から予約されている席)の3つに区分されたランプが点灯していました。

 そういったシステムを知らない我々は、新宿駅のホームに掲げられていた「中央線の特急は全席指定です」という大きな横断幕を見て、慌てて近くの自販機で指定席特急券を購入し、特急あずさ19号に乗り込みました。

特急券(座席未指定)と指定席特急券の2枚を持っていることがどうも解せないので車掌さんに聞いてみました(その時点ではまだシステムを理解できていなかった。)。そうしたら、車掌さんは、特急券(座席未指定)に誤購入のメモをし、甲府駅の緑の窓口で払戻しを受けてくださいと言ってくれました。

 甲府駅では手数料なしで1,580円の払戻しを受けることができ、乗車前に慌てて指定席特急券を購入したことが結果オーライとなりました。

 また、甲府駅から特急「ワイドビューふじかわ」に乗るべきところ、その前に入線していたワンマンカーに乗ってしまいました。

 そこで、下部温泉駅で降りる際、運転士にその旨を伝えると自由席特急券に払戻しのメモをしてくれ、身延駅で手数料220円を差し引いた440円の払戻しを受けることができました。

 身延駅の駅員さんによると、緑の窓口がないので本来であれば払戻しできないのですが、たまたま払戻金を上回る売上金があるので対応しましょうということでした。親切で柔軟な対応ができる駅員さんに巡り合えることができ、実にラッキーでした。

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 なお、払戻しは道内の駅でも受けることができ、手続きは1年以内に行う必要があるということでした。

 さらに、今回初めてKitacaSuicaの便利さを実感することができました。私は道内でしか使用できない時分にKitacaを購入したので、これまで道外で使ったことはありません。京急やJRで使えることは予想していましたが、身延山久遠寺から身延駅までの私鉄バスでKitacaを使用できたことにはビックリさせられました。

 

【短信・感想】                            10月23日/   柳

 

07:20いずみ旅館 → バス・タクシー → 08:12登山口 → 08:25羽衣の滝→

08:35神力坊 → 10:25中適坊 → 11:55晴雲坊 → 13:15和光門 →

13:35敬慎院

 

 話好きな宿の主人によると石原裕次郎も湯治に訪れた日本の名湯下部温泉。早朝から源泉かけ流しにつかり、盛り沢山の朝食で英気を養い小雨の中バスとタクシーを乗り継ぎ羽衣の滝がある登山口まで行く。滝と橋上から見る春木川の渓谷が素晴らしい。

 降水確率100%の小雨の中、止むかもしれないと淡い期待を抱きながら傘をさして出発。登山道は広く斜度は有るが歩きやすい。1丁目から最終50丁目までの道標を見ながら登る。途中に坊を含めて休み処のベンチがやたらと多い。少し歩くと結構きつく一般の信者さんが歩くにはかなりハードで休み処が多いのは当然と納得。

30丁目を過ぎると休憩の頻度が上がり雨も止まずに苦しい登高が続く。程なく立派な和光門にたどり着く。釣り鐘を鳴らす等ゆっくり休憩をし、そこからは多少下って今日の宿である敬慎院にやっとたどり着く。入口では管理人数人の出迎えを受け、乾燥室に案内され濡れた衣服等を乾燥させる。

 受付の人達は親切で色々案内頂く。コロナの関係で信者さんが少なく、多い時は1000人位泊まる由で聞いて来たが、今日は我々6人の他に1人だけ。待遇の良いのが納得。直ぐに入浴、その後お坊さんのお参りに参加してお勤め。日蓮宗の経?を初めて直で聴いたが早く教本を見ていてもどこを読経されているのかさっぱり分からない。

夕食は精進料理で慣れない凡人には物足りない。お酒・魚・肉類ご法度の由。風呂から上がって某氏が飲物についてお坊さんに聞いたのが功を奏したのか客人が少ないせいか分からないが、お坊さんから地元のお酒七賢(一升瓶)の差し入れ。大いに盛り上がり9時消灯ギリギリまで酒盛り。

 初めての宿坊での宿泊は記憶に残る一日で大変有意義で有った。

 

 

【短信・感想】                            10月24日/    鳥

 

07:10敬慎院 → 08:10~08:40七面山頂上 → 09:20~09:45敬慎院 →

10:00奥の院 → 10:40晴浄坊 → 11:45安住坊 → 13:057丁目休所 →

13:50角瀬登山口

 

 前日は段差があり、かなりきつい登り、私にとっては自分が試されているような、まさしく修行の山、皆さんに励まされながら何とかたどり着きました。

昨日雨で登れなかった七面山を今日登ることにする。七面山は法華経を守護する七面大明神を祀る信仰の山といわれる。先ずは敬慎院で5:30からの朝のお勤め、途中6:00にご来光というので途中退出し外に出る。富士山方向は雲が厚く、わずかに雲間からご来光が望めた。七面山の三角点のピーク(1983m)までは緩い登り、回りは林で囲まれ展望が悪く何も見えない。さらにこの先6m登るとピークがあるというので、3人は道を探しながら標識のない頂に登る。流石山好きなだけあるな~と感心する。林の中にサルオガセの木が沢山見られた。

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 七面山の表山道と裏山道の表情がまるで違い、表は段が多かったが、裏はとても道は広く単調で歩きやすい、ただ小石が多くて足元に気を付けながらの下山、きつい下りなので非常に膝に来る。奥の院、清浄坊、安住坊、7丁目と所々に坊の休憩所があり、多分お茶のお接待や土産物でもありそうですが、コロナによる影響で登山者が少ないのか、全て店を閉めていて、休憩用の椅子だけは利用できました。

 バスで下部温泉に戻り、荷物を預けていた宿に荷物を受け取り身延山に向かう。

 

 

【短信・感想】                            10月25日/    金

 

07:10山本坊 → 09:10~10:20身延山頂上 → 10:50山本坊  

 

10月25日、今日は身延山に登る。朝7時に荷物を宿に預けて、出発。

昨日までの山行で、足はパンパン、歩くのにも切ない状態。三門から菩提梯を登る。本堂まで287段の階段、楽な女坂に心を惹かれるも、誰も登るとは言わない。登ってみると何とか全員が急登の階段を登り終え、本堂へ、前回は他の観光客と同じく、お参りと外側からの見学のみでしたが、今回は本堂の中をぐるりと見学、その後、ロープウェイで山頂の奥の院思親閣へ、ご朱印をもらい、ここも内部を見学し、山頂へ、4カ所ある展望台を回り、北では、南アルプス赤石岳から、白根三山、鳳凰三山、北八ケ岳まで、南と東からは富士山が、今回の山行で初めての、青い空に雪化粧をした、お山がとても美しく、聳えていました。

 流石に下山は階段を避けて、少し長いが車道を下りて宿へ、途中に、『信心とは仏教を信じること、自分を信じること、心を清らかにすること、心を磨く事』の教えが、多くの教えを見た中で、心に残りました。

 朝が早かったので、駅まで戻り、朝食兼昼食をしっかりと食べ、帰途に着きました。

 

 

【短信・感想】           10月23日~10月25日/    星

 

 これまでの山行経験で、各地の霊山と言われる山の宿坊に泊めて頂く事は数々ありましたが、この度の七面山は日蓮宗のお山で50丁目にある敬慎院に宿泊出来ると言う事で、楽しみに参加をお願いいたしました。

 登山当日は朝から雨で、修行の気持ちで歩き続けておりましたら、一人の僧侶が下山してこられて、後10丁ほどですよ!と励まして下さいました。和光門が目に入った時は、今日はここまでだとホット一息!無事に歩けたことに感謝でした。

 寺院内のそれぞれの庵には歴史を感じさせる雰囲気に満ちていて、身の引き締まる思いが自然と湧いてきました。作務衣をまとった僧侶の方々のおもてなしも、疲れた身体に優しく、無駄のない動きと心づかいは修行で鍛えられたものと感動致しました。

  夕刻のおつとめでは作法もわからず緊張はありましたが、経文に書かれている文字には沢山の戒めがあり、独りよがりに生きている己への啓蒙かと感じました。その後は若い僧侶が寺院のお宝を丁寧に説明して下さいました。翌朝のお参りでは、途中でのご来光の拝観が許されて、彩雲に染められたような淡いご来光が見られ幸せな朝を迎えられました。

  最終日には日蓮宗の総本山である身延山久遠寺を一日かけて拝観してきました。山頂からは南アルプスの山々と淡雪を頂いた富士山が、この山行に華を添えて下さいました。

檀家ではありませんがこの体験を与えて下さった、吉田リーダーとお仲間に感謝でした。

【まとめ】                         吉d

 春からコロナ流行でほぼ諦めていたこの計画でしたが、柳川さの「行かないの?」の一声で行くことを決心しました。以前に両親が七面山登山をしており私も行ってみたいと以前から思っておりました。ズック靴に白装束の格好で両親は檀家の皆さんと多分、必死で登ったと思います。

 私も登ってみてそれが良く分かりました。

 今年のコロナのお陰かげで静かな山旅が出来ましたことは幸運と思います。

皆さんの協力で七面山と身延山に登って本当に良かったです。感謝です。

 私はこれを機にもう少し仏の教えを勉強したいと思うようになりました。

                                以上

2020-10-18 リビラ山 ヌモトル林道~樺司山~リビラ山

【山名・コース】リビラ山 ヌモトル林道~樺司山~リビラ山

【期間】    令和2年10月18日(日曜日)

【形態】    A・ C ・ P ・ 他

【天候】    晴れ 曇

【性別】    男性1名 女性1名

【メンバー】  二(輝) 二(理) 

【山行形態】  尾根 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

【地点時間】  登山口ゲート6:50  尾根取付き9:40 樺司山10:50 リビラ山11:50-12:20 

        樺司山12:55 尾根取付き14:00 登山口ゲート16:25

【記録者】   二

【感想文】   二

 家を4:00に出て門別ICで降り三和を厚別川沿いに走る。行き過ぎて2019年3月に登った貫気別山への林道に入ってしまう。戻り厚別川に沿って走り、登山口となるヌモトル林道ゲート前に車を置き出発。

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1時間程歩きC340で林道が崩壊しているので厚別川に沿って川原を歩く。何度かの渡渉も川の水は少ないので靴を濡らすことはない。

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C700辺りから尾根に取付く。最初、不明な踏み跡もやがてしっかりとしてくる。笹かぶりも酷いところは随所に、古いトラロープが有り、踏み跡を外さないよう急登に耐えると、1111.1mの三角点がある樺司山到着。一旦下り笹原のリビラ山を踏む。道はしっかりとしています。頂上には立派な看板がありました。

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東方面に新冠湖。幌尻岳は黒い雲の中。イドンナップ岳方面、日高の主稜線の山並みははっきりとはしないが確認。笹漕ぎして貫気別山を眺める。リビラ山からの下り、ハウスが光って平取の町が見える。樺司山からは笹を掴みながら一気に川まで下る。厚別川の水はとってもきれいで紅葉も楽しめるところもありました。帰りの林道歩きは長かった。

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二人だけの静かな山でした。帰りは二風谷を通り富川ICで日高道に乗り帰宅しました。