2020-11-01 横山中岳(742㍍)・北横山 三石コース

【山名・コース】横山中岳(742m)・北横山 三石コース

 

【期間】 2020年11月1日(日)

【天候】 晴れ

【形態】 A・ C ・ P ・ 他

【性別】 男性 2名 女性4名

【メンバー】CL二 SL二(輝)、藤、 泉、 椎、 会員外1名

      

【山行形態】 尾根 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー スノーシュー

【地点時間】〔記録者〕会員No 327 藤田美惠子

       8:45駐車場出発→ 横山中岳頂上10:35→ 北横11:40~12:15中岳13:00→ 駐車場到着14:25

       登り2時間55分 下り2時間10分

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【短信・感想】     藤

三石にある横山中岳・北横岳に登ってきた。以前から何度か耳にした山の名だけれど

縁が無く、今回ようやく二瓶さんの会山行で同行させてもらうことが出来た。

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私は急登で登る低山が好きだ。短い時間で山頂に立てる上に、急登だから当然心拍数は上り、汗をかく。短時間で(ここが一番肝心なところ)、達成感と爽快な汗がかける。

いいね!そんな思いでいると、車は舗装道路から未舗装の脇に入って間もなく駐車場になる。旧牧草地の入り口で、車は4台くらいは置けそうだ。先行者のワゴンが1台止まっている。

周りを見ていた輝男さんが「マタタビ」の実を見つけてほうばっている。どれどれと猫が喜ぶ実を初めて口に入れた。ちょっと渋いが甘い、黄色いアーモンド形の実だ。

両脇に笹がせり出した狭い農道を少し登ると広々とした、旧牧草地に出る。今は利用されていないようで笹と雑草が伸び放題だが灌木は育っていないので、開放的な草原だ。

この牧草地終わりが登山入り口で標識がでている。ここからしばらくは急登の樹林帯を登る。

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上る途中で振り向けば、穏やかな秋晴れの中太平洋まで見渡せる雄大な景観が広がる。細尾根になってくると、アップダウンを数度繰り返し一度平になる。ここで安心していると次はまさしく「はいつくばる」急登だ。470m~570m少し巻いてさらに急登が続き頂上まで強いられる。この状態でも真っ赤に色着いた紅葉樹が時折目に入り、気持ちに余裕をもたらしてくれる。頂上に上がれば、休憩に程よい広さの平地が広ろがって木彫りの頂上看板がなんとも愛らしい。

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一休みしてから北横岳に向かう。途中でリーダーの知り合いバビシェの方々に出会う。なだらかな尾根伝いに約1時間、標識はないけれど、標高から笹原の1地点を北横岳として本日の目的を果たす。夏なら怖くて腰なぞ下せないが晩秋の秋晴れ、ダニも出ないと、笹に埋まるとなんとも暖かく、遠くに太平洋を眺めると心地よく眠りを誘そわれる。期待していた南日高の眺めは、雪をかぶっているので山容ははっきりしているが、知識が乏しい事とダテカンバの木々が邪魔して横山中岳からは判然としなかった。むしろ北横岳に向かう稜線上からの方が見晴らしがよかった。下山は慎重を期してゆっくりと降りてきた。

今回は長年気に掛けていた山行企画を実施して頂いて、気持ちが落ち着きました。

ありがとうございました。

  

ヒヤリハット