2019-02-23 富士形山


【山名・コース】富士形山(ふじがたやま)637.8m
【 期  間 】 2019年2月23日
【 形  態 】 C:サークル山行
【 天  候 】 快晴・無風
【 性  別 】 男性3名 女性1名
【 メンバー 】 CL赤、SL久(会員外)、二、平
【 山行形態 】 山スキー
登り2時間00分 下り1時間40分

【短信・感想】                          会員  平 
  山行日和を予感させる無風状態の早朝それぞれが二さん宅に集合し、久車で新十津川へ出発したのが6時05分。雪は全く降っていません。ピンネシリを初めとした樺戸山地がくっきりと見えている国道275号線を北上すること約2時間、ここで浜益方面に向かう国道451号線に左折。当地が奈良県十津川村から移住してきた人々によって開拓された土地だなと思わせる地名、吉野地区を通り左手に壮志岳(683m)が見えた辺りの南幌加で右折し綺麗に除雪された道を進むこと約4km。邪魔にならないところに駐車し登山の準備を始める。(徳富ダムで工事をしている期間中は国道から入る道も広く綺麗に除雪されているようです。)
  正面には山頂付近が雲に包まれた富士形山、左手後方には察来山(590m)がくっきりと見えています。ここ数日晴れの日が続いていたせいか、雪が締まって固くなっており春山に来たような気分。ツボ足でも登れそうな雰囲気です。

 

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  8時30分いよいよ登山開始。快晴・無風のせいか歩き始めから暑い。林道を15分ほど進んだところでアウターを脱いで衣服調整、それでも汗が止まらず30分ほど我慢したがフリースも脱いでしまう。
  林道を逸れて鉄塔のある送電線に到達したのが9時50分。ベテラン3人のスピードに付いていけない。必死に追いかけることを繰り返しているため、大量の汗をかいてバテバテ状態。行動食を摂ることもできない。しばらく進んでトドマツ林を出ると頂上が近い。頂上付近では気温が高くなっているせいか雪の表面が水を含んで、シールにくっ付きスキーの接地面が団子状態になってしまった。
  頂上到着は10時30分。快晴無風で遠くまで見通せる360度の大パノラマ、周辺の山々が綺麗に見えていました。(私にはじっくりと見ている余裕はありませんでしたが)二さんにシールワックスを借りて塗る。そして、シールを外して下山の準備をするのだが、バテバテ状態が極限にあり体が思うように動かない。(普段でも要領が悪く他人よりも時間がかかってしまう。)何とかお湯を口に含んで一息つくがスキーを滑れる状態でない。

 

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  10時50分下山開始。両足に力が入って太ももが痙攣している感じがする。
  最後尾をカバーしている久さんは勿論、先を行く二人も私を待っている時間が長く思うように滑られない様子。申し訳ないと思いながらも体が言うことを聞いてくれない。
  11時45分、この先のアップダウンに備えてシールを再装着してさらに下山。登山口に着いたのは12時30分でした。
  当初計画では、この後察来山(590m)に登ることになっていましたが、私にそのエネルギーが残っていないので他の人たちも断念することになってしまいました。(大変申し訳ない。)
  登山を終えてグリーンパーク新十津川で風呂に入るべく車を進めていたところ、「そっち岳スキー場まで4km」の看板がありました。ふざけた名前だなと思ったので、帰ってからネットで調べてみたところ、スロープ330m、ペアリフトや食事処を備えた立派なスキー場のようです。
  13時20分からグリーンパーク新十津川で入浴(料金は500円)し、二さん宅に着いたのは15時50分でした。そこで無事散会。
  今回も大変お世話になり、ありがとうございました。私は散会後、秀岳荘でシールワックス(蝋タイプ)を購入し帰宅しました。