2019-07-20~21 大雪山系 赤岳~高根ヶ原往復

【山名・コース】大雪山系  赤岳~高根ヶ原 往復

【期間】 2019年 7月 20日~ 21 日 

【形態】 A・

【天候】 20日 小雨 21日 晴れ後曇り

【性  別】 男性1名 

【メンバー】 水 

【山行形態】 (尾根 縦走)

【地点時間】(記録者) 水

 7月20日 銀泉台登山06:58 駒草平08:31 赤岳09:49 白雲岳11:09 

白雲避難小屋12:02

7月21日 避難小屋05:04 髙根ヶ原05:55 忠別沼07:11 髙根ヶ原分岐08.38

白雲分岐11:22 赤岳12:00 銀泉台13:45

 

【短信・感想】   水

 

今回の大雪山、当初2名の予定でしたが1名が体調不良のため単独山行になりました。

7月中旬が花の最盛期と考えて計画を立てましたが予想通り、お花ポイントは花、花また花で彩られていました。

7月20日

銀泉台出発時は、すでに雨がパラパラと降っている。第一花園はチングルマが出迎えてくれた。奥野平周辺は残雪も多くエゾコザクラ咲き始めているが全般的にこれからの様子。駒草平周辺は予想以上にコマクサとイワブクロが元気に咲いていた。

第三雪渓付近は、エゾノツガザクラアオノツガザクラ、エゾコザクラ、ハクサンイチゲチングルマ等、大雪山を代表するお花が咲き誇り、辛い登りにパワーをもらう。

赤岳、白雲岳ともに頂上からの眺望は楽しめなかった。

白雲避難小屋にテントを張り、大休止。テント場には、農業高校山岳部がすでに大型テント2張りを雨水が溜まる場所に設営していた。引率の先生は絶好の場所に展張している。他にも絶好地は空いている。指導者は、正しい場所の選定方を、身をもって体験せよと教えているものと考える。因みにこの高校は朝ドラ、なっちゃんに、多少の縁が有るとのこと。

さて時間も十分あるので明日予定の縁岳、小泉岳に登ることにした。

チョウノスケ草が目当てである。縁岳周辺はエゾツツジ、タカネツメクサ、エゾイワツメクサが満開になっている。

小泉岳近くには、チョウノスケとウルップソウが少しだけ残っていた。

15:03にテン場に戻り本日の行動を終了しビールで乾杯する。

 

7月21日

05:04、天気も上々忠別岳に向って出発、前方には、どっしりと構えた名峰トムラウシ山がはっきりと見えている、高根ヶ原分岐周辺はウルップソウが大群落を作っていた。

少し進むと左下に空沼、高原沼等が美しく見えている。9月20日頃には紅葉の最盛期になるだろうと想像できる。

ここまで来るとコマクサの大群落が有るはずだが??目を凝らすとやっぱり有った。さらに進むと忠別沼が綺麗見えるところまで来た、忠別岳方向を見ると辛そうな忠別岳の登り坂が目に入り心が折れる、忠別沼から帰る決断をする。

時間も十分有るので白雲避難小屋2泊の予定を変更して北海沢のお花畑を観ながら黒岳石室で一泊し22日に雲の平を散策して、層雲峡に下山することも考えましたが空模様も怪しくなってきたので銀泉台に13:45分に下山してバスで層雲峡温泉の駐車場まで無事帰り山行終了。

今回の山行は、初日の悪天候以外お花畑も期待通り素晴らしかった。二日目の午前中は天候に恵まれ東大雪の名峰もはっきりと確認できて大満足の山行でした。

帰宅前に上川層雲峡まで来たなら、きよしのラーメンを食すことにする。

ここでサプライズ、武華山に登った会長を始め5人の百松メンバーとはちあわせ、やはり上川町と言えば登山とラーメンの「きよし」なのかな。

 

ヒヤリハット

特に無。

しかし赤岳から下山中に第三雪渓付近の中間付近でココヘリを呼んでいる方がいました。