2019-10-06 羊蹄山 比羅夫コース

【山名・コース】 羊蹄山 比羅夫コース

【期間】 2019年10月6日(日曜日)

【天候】 雨のち晴れ

【形態】 (A)・ C ・ P ・ 他

【性別】 男性3名 女性5名

【メンバー】 CL二、SL二、納、佐、椎、藤、千、津       

【山行形態】 (尾根)縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

【地点時間】〔記録者〕  津

登山口出発:7:25 4合目:8:55 5合目:9:30 6合目:9:55 7合目:10:35 8合目:11:25

9合目:11:40 お鉢巡り開始:12:30 頂上:13:00 下山開始:13:45 7合目14:20

4合目:15:35 登山口到着:17:00

 

【短信、感想】   津

 

今回の計画は、キリマンジャロ登山に向けた訓練登山。キリマンジャロには行けるはずもないが、羊蹄山には、比羅夫口からも登ってみたいと先輩たちについて行く。

札幌を車2台で5時30分に出発し、7時に比羅夫口駐車場で、現地集合の佐さんと落ち合う。

 天気予報は晴れだったが、比羅夫口は小雨で雨具を装備する。来る途中の京極は晴れていたので京極まで戻ろうか?との話も出るが、このくらいの雨なら計画通り登りましょうということで、7時25分出発する。2合目を過ぎたあたりで倒木にキノコ発見!ムキタケ、ヤナギタケがあるとの事。収穫したが持って歩くわけにもいかず、木の枝にデポして行く。小雨は止み、天候は回復していく。紅葉は終わり、枯れ葉を踏みしめて進んで行く。

 

 7合目を過ぎたあたりで、椎さんが足に違和感があるという。カイロで温めて様子を見ながらCLの二さんとゆっくり登る事にした。8合目付近で前方を見上げると、朝方降っていた雨で濡れた全ての木々が、氷をまとい芸術作品のようにキラキラ輝いている。初めて見る景色に感動していると、長年山に登っていてもこんな綺麗な景色は見た事がないと、皆さん初めての体験だという。足元は夏道で、眼下に広がる景色は緑濃く夏の名残があるのに、山頂を見上げる目の前には、透きとおる氷に包まれてアイスジュエリーのような木の枝や葉っぱが一面に広がっている。自然の作る美しさに唯々感心する。本当に綺麗だった。もう二度と見ることができない、不思議な景色を目に焼き付ける。9合目で昼食をとる。倶知安ニセコ、遠くは泊、日本海まで見える快晴となる。

 

 12:30頂上に到着しお鉢周り開始する。くっきり綺麗にお鉢が見えていたのもつかの間、雲が出てきてあっという間に景色は見えなくなってしまう。雲に包まれたまま

山頂に到着、残念ながら景色は望めず。寒くなってきて、岩には氷もついて滑りやすくなっているため、ここから下山することになった。

 

 13:45下山開始する。先ほどの感動的だった「氷の世界」はもうどこにもなく、いつもの見慣れた景色に戻っていた。帰り道は木々から落ちて解けた氷のせいで濡れて滑りやすくなっていた。2合目付近で、デポしたキノコを回収し、更に往路で充分収穫しきれなかったキノコを、藤さん、千さんはパワフルに収穫している。

 椎さんの足は回復し下りは先頭で進む。私の足はすでに筋肉痛でロボットのようになっておりキノコどころじゃない。止まったら動けなくなる。必死で駐車場を目指す。17時無事下山する。

 やっぱり羊蹄山はきつい!でも、見た事もないこんなに素敵な景色を見せてくれた。感謝♪

 次回はどんなワクワクに出会えるのだろう?