【山名・コース】ヒクタ峰
【期間】 2020年3月8日 【天候】曇り時々晴れ
【形態】 A・ (C) ・ P ・ 他
【性別】 男性 2名 女性 2 名
【メンバー】 SL塩 佐 泉 佐(智)
【地点時間】〔記録者〕 佐(智)
7:35登山口出発→11:50山頂到着→12:15下山開始→13:55登山口到着
【短信・感想】 佐(智)
去年のほぼ同じ時期にスノーシューで登ったヒクタ峰を今年は山スキーで登る。
STKさんに山スキーでの山行をお願いしていたらYKさんが企画したヒクタ峰のスノーシュー山行に山スキーでの参加を取り計らってくれた。
スノーシュー組9名、スキー組4名で7:35林道入口をスタート、スキー組が先頭でリード、最初の取り付きから傾斜がありSTKさんが見極めながらターンを刻んで登っていく。
「若いんだからラッセル頑張れ」という無言のプレッシャーを感じ途中から先頭を代わる。
スノーシューだと何も考えないで黙々と尾根を進めば良いがスキーだとルーファイを誤ると無駄な体力が奪われるので難儀だ、これも山スキーの楽しみだと思って登る。
重めだが積もった新雪にSIOさんが「意外とパウダーで楽しめそうだ」と言っている。
滑沢山の山頂まで登りコルまで下る。そこからの登りが立木が多くSTKさんも悩みながらルーファイ、勾配もありラッセルとキックターンの連続に喘ぎながら登る。
この辺からスノーシュー組が先を行きスキー組がその後に続く。
厳しかった登りも少し緩やかになる頃、山頂がチラチラ見えて来る。
雪庇が成長している山頂への最後の登りにかかる。
11:55山頂に着いて早々みんなで記念写真を撮る。
風もあることから少し下がった場所で昼食にしようとなり、スノーシュー組はスタスタと下って行き、残ったスキー組はシールを剥がし滑走の準備に入る。
みんなが待つ場所まで滑り降り計画より時間も押しているので昼食を手短に済ませていよいよ滑走となるが立木が多く気持ちよく滑れない。
スキーが上手なSTKさんが「うぉっ」というような絶叫し転倒、足がつったらしい。
前日に徳舜瞥に登っている疲れが出たのだろうかアミノバイタルを飲んで回復を待ち、再び滑り始めてあっという間にコルまで下る。
スキー組は滑沢山には登り返さず、できるだけ標高を落とさず東側をトラバースする。
STKさんはアミノバイタルの効果もなく漢方の68番も飲むが、なかなか調子戻らず苦しそう。
もう少し自分が先頭でリードしてラッセルすればよかったかと反省する。
トラバースを終え登りのトレースに合流し再び滑走を始めるが立木が多いのと温度が上がって雪が腐り出しコントロールがつかない。
小木を跨いで転倒するとSIOさんも小木に抱きついて転倒している。
こんな滑りづらい場所でもスイスイ滑っていくSTKさんも足の不調で慎重に下っている。
最後の急斜面をIMDさんと横滑りやボーゲンでやり過ごし何とか林道入口に戻ったのが13:55だった。
スノーシュー組は、なかなか戻ってこないスキー組を心配していたようだ。
時間はかかったがスキー組は全員無事下山、雪質もあるが自分のスキー技術だと楽しんで滑れる山じゃなかったのは残念だった。
2週間ぶりの本格的な山行でヘロヘロになったがコロナで溜まっていた毒素が汗と一緒に一気に出た感じがしてスッキリした。
山行の後は、いつもはみんなで風呂なのだが、ここは自粛で現地解散となる。
【ヒヤリハット】
ヒヤリハットなし。