2020-7-25 雌阿寒岳(1499㍍)阿寒富士(1476.3㍍)

【山名・コース】雌阿寒岳(1499m)阿寒富士(1476.3m)

【期間】 2020年 7月 25日 (土) 【天候】曇り 

【形態】 (A)・ C ・ P ・ 他

【性別】 男性2名 女性1名

       CL武 SL納  佐(俊)

【山行形態】 (尾根) 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

【地点時間】〔記録者〕 佐(俊)

     摩周ユースホステル宿泊発6:15 雌阿寒温泉登山口発7:55

     8合目 9:50 雌阿寒岳頂上10:32~11:00

オンネトーコース7合目 11:25  阿寒富士分岐 11:55

阿寒富士頂上 12:30~13:00

阿寒富士分岐13:20 オンネトー国設野営場登山口 15:05

【短信・感想】 佐(俊)

  連休は良い天気に恵まれず最後の雌阿寒岳・阿寒富士山行、山行は今まで2回ありましたが雨などで果たせず、ズーとこの機会を待っていました。

  でもすでに他の山行を続けているメンバーに加わるには単独で清里(斜里登山)まで行かなければならないこと。今まで待ち望んでいた思いが強かった事で決意。途中層雲峡温泉に泊まりブラブラ観光しながらメンバーと合流。

 当日は曇り、昨夜のコースの打ち合わせ通り、車一台はオンネトー登山口に置き、雌阿寒温泉登山口から出発、アカエゾマツの森は美しく登る者にプレッシャーを与えない優しく迎えてくれました。足の置き場を探す程、根張り道、下ばかり見ていると道から外れそうになることも。9:00オンネトーは見えず深いガスの中。この時期はイワブクロ、メアカンフスマ、メアカンキンバイ、シモツケなど花を楽しむことができました。

 雌阿寒岳の頂上まで今にも噴火しそうなゴーというもの凄い音だけが聞こえ活火山の存在を感じましたが残念ながら確認することは出来ませんでした。

頂上には15名程の団体(京阪神から)がにぎやかにやってきて記念撮影に元気なポーズで大騒ぎ。

 雌阿寒岳は一度も満喫できる姿を見ることがなく、阿寒富士へ、

このコースはコマクサの群生が続き贅沢なひと時、団体さんは降りてしまったのでこの光景は見られなかった。その後富士山に似た火山灰の砂で足が一歩

進むがその幅は縮み後退・・・・う~ん、凄く疲れたね。後ろから一歩と声をかけられ休みたい心に耐え登頂。ガスでこちらも楽しむことができなかったが、阿寒富士を半分くらい降りた所で一瞬ガスが流れ目の前に綺麗な景色を提供してくれました。今日は初めて、雄大で濃淡の緑、少しでも遠くをみることができる幸せを感じました。

 もう一度来ることを山と約束(?)し美しい山肌と火山、森、湖を見る機会を待ちたいと思います。

 下山が早く素敵なホテルでのんびり寛ぎ美味しい夕食とビールで乾杯!帰りは足寄から高速にのり帰宅。メンバーの皆さんありがとうございました。