【山名・コース】泥ノ木山(903.9m)、両古美山(806m)
【期間】 2021年 3月 7日 【天候】曇り 晴れ 雪
【形態】 (A)・ C ・ P ・ 他
【性別】 男性4 名 女性6 名
【メンバー】CL二(理),SL二(輝),塩 ,柳 ,佐 ,佐(俊), 布, 泉, 多, 椎
【山行形態】( 尾根 )縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー
【地点時間】〔記録者〕会員№272 椎
登山口発8:30 両古美山着9:45 泥ノ木山着11:15 下山14:05
【短信・感想】会員№272 椎
札幌を出る頃は曇り空で粉雪がちらつく天気だったが、高速余市に着く頃には青空になり、車窓から積丹の山々が望まれ、泥の木山頂から見えるであろう絶景に期待が膨らむ。
当丸峠の除雪車転回場に車をとめ、スノーシューで入山する。歩き始めるとスキーの
先行者2名がトンネル上に見えた。下山はトンネル上ルートを使う事になる。
強風の予報だったが、歩き始めは穏やかで気持ちの良い歩きだった。ハイマツ帯に来る頃には風が強くなり上着を着る。ルートから少し離れるが丘のような両古美山の山頂に寄り、少し下って風の無い所で休憩する。両古美山の山頂標識は雪に埋もれているのか、夏に来た時には確認出来たが見つけられなかった。
目指す泥ノ木山が右手にドーンと聳え、余別、積丹岳を見ながら3つのこぶを登り返しコルに下り、そこから一気に200mの標高差を登る。見た目より登りやすいとSLに聞くが、なかなかの急こう配だ。中腹付近が一番斜度がきつく、ジグでスノーシューだけで何とか登りきると絶景が待っていた。山頂は風が強く長居は出来なかったが、360度の見事な眺望を楽しんだ。この絶景は登った人だけのご褒美だ。
スノーシューで急こう配の下りは危険なのでスノーシューを背負い、かかとキックを駆使しツボ足で下る。埋まりだした所で昼食をとり、その後はスノーシューを使い両古美山には寄らず下山する。登りと同じ個所で風は強くなったが、あの絶景を見ることが出来た満足感であまり苦にならなかった。1000mに満たない山でも十分楽しめた。