2022-2-11-13 ニセコシャクナゲ岳(ビーナスの丘)(1040㍍)、ワイスホルン(1045㍍)、イワオヌプリ(1116㍍)

【山名・コース】ニセコシャクナゲ岳(ビーナスの丘)、ワイスホルン

【期間】 2022年2月11日(金)~13日(日)

【天候】 晴れ、曇り

【形態】 (A)・ Ⅽ ・ P ・ 他 

【性別】 男性4名 女性3名

【メンバー】CL納Y SL厚M、吉D、 メンバー 星H、多D、水N、武D、      

【山行形態】  スノーシュー、スキー

【地点時間】〔記録者〕会員349武D

  1日目 2月11日(金)ニセコシャクナゲ(ビーナスの丘)

9:30ニセコチセヌプリ駐車場着、10:10ニセコサヒナキャンプ場にてスノーシュウーのレンタル、10:23ニセコシャクナゲ(ビーナスの丘)登山出発、10:37衣服調整、12:02ニセコチセヌプリとシャクナゲ(ビーナスの丘)分岐、13:06シャクナゲ(ビーナスの丘)山頂、13:23下山開始、14;46ニセコチセヌプリ駐車場着

2日目 2月12日(土)ワイスホルン

8:56ワイスホルン登山口の除雪最終地点着、9:13ワイスホルン山行出発、9:31衣服調整、11:31山頂手前よりスノシュー組下山開始、11:52リフト最上部に到着、12:12スキー組、スノシュー組が合流して小休止、

13:31ワイスホルン登山口の除雪最終地点着、

3日目 2月13日(日)ニセコイワオヌプリ

8:45ニセコイワオヌプリ登山口の除雪最終地点着、9:25駐車場にてビーコン探し、10:20 昆布温泉の湧水駐車場に下山して再度ビーコン探し、10:40ビーコンを発見しニセコイワオヌプリ山行は中止する。

 

【短信・感想】会員№ 349武D 1日目 2月11日(金)ニセコシャクナゲ(ビーナスの丘)

2月11日(金)~13日(日)の3連休にニセコシャクナゲ岳(ビーナスの丘)、ワイスホルンの山行に参加してきました。

天気予報では11日(金)は快晴、12日(土)、13日(日)は雲との予想の中、朝から快晴で中山峠から羊蹄山も見事に山肌をみせてくれる。

1日目の山行予定のニセコチセヌプリが楽しみだ。

チセヌプリの駐車場に向かう車中で山頂に登る山スキー、スノシュー等が蟻のように小さく見える。9時30分予定通りニセコチセヌプリ駐車場に到着するが、車輛は満車状態。

水Nさんは既に着いていてトイレ前の少ないスペースに納Y車と多D車を確保していた。

各々が山行の準備をしていると多D車に乗っていた星Hさんのあわてた声。

星Hさんのスノシューが車に無いとの事。(待ち合わせ場所の荷物の入れ替え時にスノーシュウを忘れたらしい。)

急遽近場のスキー場やホテル、民宿等に問い合わせをし、最終は現地駐車場から一番近いニセコサヒナキャンプ場のレンタルにてスノシューを2日間借り、一安心。

10時17分ニセコチセヌプリ駐車場を出発しビーコンチェックをして快晴の中スキー組(納Y、厚M、多D)の跡をスノシュー組(吉D、星H、水N、武D)が進む。

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ニセコチセヌプリスキー場跡のスロープには雪上車の跡と山スキー、スノーボードの人たちが見える、その左側の自衛隊のスロープでは自衛隊員20~30人ほどが訓練をしている。

旧ニセコチセヌプリのスキー場のリフト乗り場で雪上車がスノーボードの客7~8名を乗せてゲレンデを何回も往復をしている。その関係者に山スキーやスノシューは旧ゲレンデに入らぬよう指示をされ左側の樹木のある山スキーのトレース跡を登る。

少し登った地点でも若い女性(ガイド?)から我々の登るルートにクレームを入れてきた。お願いではなく一方的な指示のように聞こえた。

後日ネットを見たら2017年ごろから今回の様な一般の山スキー、スノシュー山行者とツアーガイドや雪上車によるグループツワーとのもめごとが記載されていました。

(旧ニセコチセヌプリゲレンデを制限や禁止する表示等は現地で特にありませんでした。)

晴天のせいか暖かく20~30分で衣服調整をする。

右側の奥のニセコチセヌプリ山頂近くには数人のパーティが中腹には7~8人のパーティが蟻のように見える。途中200~300m先の樹木の中を雪玉が跳ねている。

よく見るとユキウサギが飛び跳ねて樹木の雪の中に消えていった。

ユキウサギは昔5月ごろの無意根山の山頂と中腹で2回ほどで見たことがある。5年前には藻岩山の山頂でキタキツネに追われたユキウサギが飛び跳ねていたのに遭遇した以来です。

12時頃にニセコチセヌプリとシャクナゲ岳分岐に到着する。時間も押し迫っていた為CL,SLの協議の上今回はシャクナゲ岳手前のビーナスの丘を最終目的地に変更する。

シャクナゲ岳方面も山頂から山スキーを滑走してるグループも遠くに見える。

ビーナスの丘に13時6分に着く。360°見渡せニセコチセヌプリ、奥に羊蹄山、ニセコチセヌプリ、背面にはシャクナ岳が見える。記念写真を撮り13時23分下山開始。スノシュー組はジグをきって登ったルートを直線状に下る。スキー組はビーナスの丘に奇麗なシュプールを残しながら滑っていた。下山は14時46分に駐車場に着く。

1日目の宿泊地オオワシロッジに向った。又ここでトラブル発生。水Nさんがニセコチセヌプリ駐車場にスノーシュウを置き忘れた事をオオワシロッジに着いてから気が付く。1時間以上経過しているので紛失を覚悟をしてたとの事だったが回収する事ができラッキー。

無ければスノシューのレンタルにての対応になり紛失の場合は4~5万円の出費になるところであった。(星Hさんの損失はレンタル料金3200円)

1日目のシャクナゲ岳(ビーナスの丘)は、登り下り共天候に恵まれ極端に寒くもなく最高の山行を楽しむ事ができました。CL,SL参加者の皆様ありがとうございました。

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【短信・感想】会員№ 368 水N 2日目 2月12日(土)ワイスホルン

 3年ぶりの冬山山行に、参加させて頂きました。昨日のシャクナゲ岳を、目指した快晴の天候よりも、少し雲があるものの気分は、爽快です。 

ビーコンチェックを完了し、CLの注意事項を聞いて、09:13ワイスホルンに向けてスキー組を先頭に登山開始、程なく左前方に、アンヌプリ右前方に目指すワイスホルンが、朝日に照らされて神々しく見える。快調に10分位、前進するといよいよ、登りに入り雪原には、エゾユキウサギ、キタキツネ、その他の小動物の足跡が、綺麗に残っているのを見ると大自然を感じる。

 昨夜のCL特性ニンニク入りスープカレーが効いているのか、皆さん元気に登っているが、天気予報通りアンヌプリ方向から怪しい雲が降り始め風も強くなってきた。

 11時過ぎになると風が、更に強くなりスノーシュー組に疲れが見え始める、標高980m付近で、CLの判断により、スノーシュー組はリフトの残骸横を通りハウス(閉鎖前のロッジ)に向けて下山開始、リフト側斜面は、風も弱く気持ちの良い下りとなった。第2リフト中間付近から若者2名が、スノーボードで深雪を颯爽と滑り下るのを見て、北京オリンピックで活躍している日本選手の勇姿と重なり、超カッコヨカッタ。 

12時頃になると、スキー組3名(納Y、多D、厚M)が、綺麗なシュプールを描いて滑り下りて来る。先程のスノーボーダーに次いでカッコヨカッタ(超は付きません)。 

12:12下りの中間地点付近で、スキー組と合流しモグモグタイム、ここまで来ると心配された天候の悪化もなく、最高の登山日和である。ただアンヌプリ方面は、黒い雲がかぶさっている。ハウス横で小休止後に出発地点に戻る途中で右斜面から1人、男性スキーヤーが、下りてきた、続いてスノーボードで下りて来た若い女性らしき人が立木に激突した、普段なら駆け寄るところですが、コロナ禍でもあり声掛けしたが元気に立ち上がったので安心して出発地点に向かう。

11:31無事下山。

その後楽しみにしていた幽玄閣温泉で汗を流した後、オオワシロッジに戻り夕食はCL自慢の餃子入りおでんで宴が始まり、お酒を飲まない多Dさんからの国稀大吟醸の提供があり二日目の山行は、楽しく終わりました。

 楽しく快適な山行を計画してくださった納YCL、メンバーの皆様ありがとうございました。

納YCLのロッカー横倒しテーブルは、最高でした。

 国稀酒造の由来については、次の機会に知ったかぶりさせていただきます。

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【短信・感想】会員№ 349武D 3日目 2月13日(日)ニセコイワオヌプリ

ニセコイワオヌプリ登山口の除雪最終地点着くが厚Mさんのビーコンが見当たらず宿泊先、温泉地、にも確認するが無いため3日目のニセコイワオヌプリ山行を中止する。

昆布温泉の湧水駐車場に下山して再度ビーコン探し、厚Mさんのバックから発見し一安心。

(今シーズンに購入したばかりのビーコン6万円程助かった。)

 ニセコの道の駅近くの蕎麦屋にて厚Mさんに昼食をご馳走になり帰札。

武Dも大千軒岳山行で2泊3日の小屋泊りで自宅の玄関に下山後の着替えのバック一式を忘れて3日間同じ服を着た事や、厚Mさん宅に迎えに行ってから車に登山靴の入れ忘れを気が付き自宅に引き返した事などもあります。

納Yさんもオプタテシケ山~トムラウシ山~天人峡コースの2泊3日のテント泊で雨具を自宅に置き忘れ、現地調達もできない場所であったが偶然、武Dが予備の雨具を持参していたので山行が実施された事もありました。

忘れ物はチェックの不備、装備等の準備不足、時間的な余裕が無い場合、車輛の入替時の確認不足等で起きると思います。男女や年齢に関係なく誰にでもおきますのでお互い再確認をしながら楽しい山行をしたいと思います。