【山名・コース】定山渓連山 717峰&822峰 旧国道コース
【期間】 2022年3月22日(火)
【天候】 晴れ/雪・吹雪/晴れ
【形態】 A・ C ・ P ・ 他
【性別】 男性10名 女性6名
【メンバー】CL古T SL竹K メンバー八Y、藤T、椎N、佐T(俊)、武D、
多D、佐K、金K、塩I、平N、松U、吉K、柳G、渡N(誠)
【山行形態】 尾根 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー スノーシュー
【地点時間】〔記録者〕 藤T
駐車場出発8:20→旧国道出合い9:40→717峰尾根取りつき10:00
717峰頂上10:33→822峰頂上12:00→休憩→旧国道出合い13:00~
ショートカットコース~駐車場下山14:41
【短信・感想】 藤T
無意根大橋手前駐車場から出発、CLが下見したスノーブリッジ迄下り、林道に沿って歩いて行く。天候は晴れの予定が段々と霙っぽい雪に変わっていく。SLが先頭交代を割り振っているので、皆に登山ラッセルが当たることになっている。
深くはないが湿った雪の上を、ノートレースで歩くのは矢張り大変で皆で登山が、ここにも表れている。
旧国道から別れ717峰に取り付くが、CLは自転車で中山峠まで旧国道を50数年前に走ったことがある思い出話が出た。旧国道からの取り付きは右を回り込んで沢沿い上を緩く登って尾根へ。平坦な尾根を少々歩き30mほど急登を登れば717峰ピーク。次の822峰へは平坦な尾根をco700mまで戻り、30m緩く登って又、平坦な尾根歩き。
地図を見れば最後まぁ、急登ながら大したことないだろと高を括っていたら、矢張り山は甘くない。760mから822mの標高差60mは細尾根の上に大岩の岩峰が陣取っており、
これを左から急登で回り込む。強風に雪が付けば吹雪で、狭い頂上は雪庇が張り出して危険この上ない。早々に集合写真をパチリとして細尾根の下り開始。全員無事に風のないトラバース地点にたどり着いて休憩昼食。「今日の天気には裏切られた」と、皆なが口にする。3月下旬でも冬山の覚悟が必要で、これを見くびるから事故が起きるのだろう。
目だし帽に厚手の手袋、インナーを1枚余計に羽織、体温低下を防ぎ旧国道迄出合いまで戻れば結構な降雪があったらしく、来た時のトレースはほぼ埋まっていた。
ここから往路に金子さんが目印をつけてくれた所迄歩いて、いよいよショートカットの開始。地図を見ながら皆でルート探るのもこの150峰で勉強した成果だ。
傾斜、樹林、沢、崖、ワイワイ,ガヤガヤ、あーでもない、こーでもない 尻滑りのいい場所まで出て実に楽しい談義が始まる。ピタッと元来た道に出ると「出たー‼」と歓声が上がる。 雪道でのルートファインディングの楽しさだ。
駐車場に着く頃には、雪も晴れて気温も高くなり、目まぐるしい天候ながら 充実の150峰番外編の山行は終了。皆さんお疲れさまでした。
【ヒヤリハット】なし