2023-3-26~4-3 四国冒険隊報告書

2023年 四国冒険隊報告書 (3/26~4/3  ノマド委託)  

         吉D・金K・星H・柳G・多D・宇TN・水N・会員外(8名)

走行距離/1日目239,3km----2日目200km---3日目173,8km---4日目157,1km

5日目198,4km---6日目85,5km---7日目108,3km---8日目94,7km---9日目270,5km

                                                        【総移動距離1527,6km】

 

1日目 3/26 (日)---------------------------------------------------------------------------記録:吉D

8:40千歳空港発----神戸空港着-----鳴門-----21番・太龍寺---17:40美馬町

 

  11時過ぎ神戸空港ノマドのT氏と先に来ていた柳Gさんと合流。直ぐに高速道11:40淡路島に入る。雨で景色はよく見えないが桜が見えた。鳴門大橋を渡り徳島へ。

駅前でセルフうどん店に入る。(素うどん260円・安い!)もちろん美味しく大満足。

1時間走り21番札所・太龍寺ロープウェイ駅着。長さ2775mのロープウェイは川を越し

森を超え5匹の狼像も見えたりし10分で山頂駅到着。階段を少し登ると太龍寺の本堂だ。

大師信仰の歴史を感じる格式のあるお寺で創建は792年と伝えられている。

夕食はホテル近くのスーパーで各自が買物をし、ホテルの食堂で食べた。 

 

2日目 3/27 (月)徳島県 剣山登山(別途報告)

 

3日目 3/28 (火) 快晴------------------------------------------------------------------記録:星H

 

 今日は4カ所の観光が予定されています。朝1番に高知市の近間に悠久の時を刻む国指定史蹟の「龍河洞」の見学です。小高い丘に入口があり、すぐに多種多様な鍾乳石や石筍、石柱、滝とが現れて背をかがめたり、横歩きの狭路道がつづき、照明も抑え気味になっていて、天井にはコウモリが生息しているとの事でした。出口付近では弥生人の生活跡が残されたツボと共に学術的にも貴重な史料として、保存されていました。果てしなく続く無形、無限の世界観に圧倒されました。

 まだ洞の余韻にボーとしておりましたら、県立牧野植物園に到着しました。広く明るい建物に沢山の老若男女が、楽しそうに花々をめでていました。さもありなん今年の4月からのNHK朝ドラのヒーローが、この植物園の主 牧野富太郎氏でした。沢山のパンフレットをかき集めました。彼の業績は皆さんがご存じの通りで、私達も高山植物山野草に逢いたくて山歩きをしています。隣のおじさんのような親しみのある笑顔に癒されました。

↓博士の言葉が心に沁みました。

  人生をゆたかに、心楽しく暮らすには大自然を友とする人でなければなりません。

  散歩をしていても、道ばたに咲いている草や、林のなかにしげっている木が、

  みな自分の知りあいだったらどんなに心楽しいことでしょう。

  ふつうの人が、雑草とか雑木とか一口にいって片づけてしまう草や木にも、

  その一つ一つに名があり、物語が秘められています。

 もっと時間が欲しい!!と思いながら次の高知城に着きました。高知城は国の重文に指定されていて有名な話は山内一豊が城主ですが、この時代にあって妻の偉大さが語りつがれている事が、痛快です。現在は明治維新後、一部を除いて廃城となったようですが、城好きの私は満足でした。最後は木へんに寿とかいて、梼原雲の上の図書館の拝観となりました。このゆすはら図書館を造られた方が、あの有名な隈研吾さんでして、建物全体が自然に溶け込んで、木木のぬくもりがいっぱいで、温かさや安心感を感じさせる作りで一日の終わりに心が解き放された思いになりました。

 

4日目 3/29 (水) 晴れ------------------------------------------------------------------記録:金K

  四万十カヌー館(カヌー半日コース体験)---沈下橋---足摺岬---ジョン万次郎記念館

----竜串海岸-----土佐清水の宿

 

3/29(水曜日)今日は四万十川の川下り、カヌーは昨年一度、天売島の海で経験したが、川では初めてです、その時は上手く前に進むことが出来ず、岩や他の船にぶつける等色々あったのでとても不安でした。お店で説明を受け、河原に移動して、ライフジャケットやヘルメット、舟に就けるカバー等の使い方の説明を受けました。

海とは少し違いがありました。天売島は6月の天気の良い日でしたが、漕ぎ方が下手なのか、随分と濡れて寒い思い出があり、3月の雪解け水への不安がありました。それでも、それなりに漕ぐことが出来ましたが、少し休みが入ると漕ぎ方が上手く出来なくなり、反対を向いたり、河原に乗り上げたり、緩やかなところは良いのですが、急流になると何時、ひっくり返るかとビクビクでした。

川の淵は崖や桜など見るものが有ったようですが、カヌーの先を真っ直ぐに進ませることで精一杯で景色を見る余裕は有りませんでした。経験のある方は、6kmは、少ないとの事でしたが、私には十分の距離でした。

こんな年になって、こんなハラハラドキドキもちょっぴり楽しいひと時でした。

その後、何カ所かの沈下橋や桜並木を見ながら四万十川の流れに沿って足摺岬へ、前日の予定の梼原の図書館が明日の予定と入れ替わったので、滝串海岸に行くことになりました。日本にもこんな所が有るのかと思うほどの奇岩が並ぶ地帯でした。又飛び入りで、幕末の日本に世界を伝えた国際人のジョン万次郎の資料館へ行きました。

佐清水の漁師の次男坊として生まれ、14歳の時に漁に出て遭難したが、アメリカの捕鯨船に助けられ、船長の養子となり、アメリカで教育を受け知識や技術を身に付け、帰国後は教授や通訳として活躍、坂本龍馬岩崎弥太郎勝海舟にも影響を与えた人物との事でした。

宿も竜串海岸のすぐ近くで、夕食は宿に紹介して頂いた安くて美味しい店にいく事が出来ました。古い旅館ですがとても感じの良い宿でした。

 

5日目 3/30 (木) ----------------------------------------------------------------------記録:宇TN

 

いよいよ5日目の3月30日を迎えました。記録の宇TNです。

前日宿泊させて頂いた(味彩の宿・南国)を7時30分に出発。私たちが車に乗り込むと、宿の店主が玄関先に出てきて見えなくなるまでずっと手を振って見送りしてくださいました。一期一会ですね。嬉しかったです。

車で移動すること1時間半程。曲がりくねった道で、ガードレールもないすれ違うことも出来ない程の細い細い山道、あまりの細さに全員固唾を飲んでいました。

後から聞くと今の道を走る予定ではなかったようです。全員無事でよかった。

10時過ぎにやっと高知県高岡郡梼原にある「ゆすはら」に到着。

28日に寄る予定だった「雲の上の図書館」に着きました。

素晴らしい建物で素晴らしい図書館で本と木に囲まれた森のような図書館で、

時間が許せばゆっくりとあの場で本を読んでみたいそんな空間でした。11時出発

13時愛媛に入る。松山城見学物凄い桜に遭遇。坂の上の雲ミュージアムに寄る。

道後温泉を通って今日の宿泊(ホテル松山ヒルズ)に到着。

夕食は皆で夜の街に繰り出し。ウフフ

明日はどんな冒険が待っているのかな。お た の し み

 

6日目 3/31 (金) --------------------------------------------------------------------------記録:柳G

松山→来島海峡→今治/岩城島伊予西条

 

 初日からの好天続きの中いつものように朝7時過ぎに宿を出発、来島海峡大橋展望所で海峡に掛かる大橋、眼下の瀬戸内海と見慣れた満開の桜、風に飛ばされた目前に散乱した空き缶に唖然としながら景色を堪能。再度車で今治港へ移動して高速艇に乗りしばし船上でしまなみに浮かぶ島々を眺めながら大島(友浦湊)伯方島(木浦湊)経由岩城島へ移動。上陸後すぐに島内循環の小型マイクロバスで目指す積善山(370m)北広場登山口まで桜の名所と言う事で観光バスも来て賑わっている。スタート地点で観光ボランティアのおじさんから各自八朔を頂き気分良く車道を進む。初日からほぼ満開の桜に歓喜したメンバーも道路脇の三千本桜と称する満開の桜並木に改めて感動しながら車道を歩いて登る。

大半の人は車で登っているが下山中の数人ともスライド。山頂まで約4㎞の車道歩きは単調で桜は綺麗だが結構疲れる中、思い思いのペースで登る。

山頂周辺の駐車場も満杯で車の駐車を制限しながら交通整理をしている。

山頂展望台で集合して登山口で頂いた八朔を賞味しながら簡単な昼食休憩。帰りの船の時間が十分すぎるくらいあるのでゆっくり休憩をして下山は車道でなく良く手入れ、管理された散策路をゆっくり下り再度車道を下山。港では時間が有り余ったので周囲を散策する人、お寺を見学する人、岩城郷土館を訪れる人、高校野球テレビ観戦する人とそれぞれ時間を過ごして出発した今治港経由伊予西条のホテルへ向いチェックイン後毎度の外食を堪能。今日も贅沢な一日でした。

下山中の休憩所での石碑:善を積む 人の集える 花見かな→欲を積む 人が集まるノマド冒険隊:どなたかの替え一句(毎日早朝から名所旧跡を飛ぶがごとく散策する活力旺盛な百松メンバーを例えた一句)

 

7日目 4/1 (土) --------------------------------------------------------------------------記録:多D

 

伊予西条7:30出まして雲辺寺山、徳島県愛媛県の境界に位置する、標高927m

ロープウェイで登り雲辺寺を参拝、四国霊場66番札所でもある。

本日の本当の魅力は「こんぴらさん」の長い長い石段を登ってお参りする事です。

参拝する人が多いのと石段の両側は上までお土産店です。

参道入口から御本宮までの石段の数785段「奥社まで行けば1,368段」登るのが大変です、

私達は御本宮の785段を登りお参りしてきました。

次に香川県善通寺市善通寺を参拝。ここのお寺は弘法大師御誕生所「お大師さま」としても親しまれる弘法大師空海の地です。弘法大師空海御誕生1250年祭があるとのことです。

戒壇めぐりは暗闇の中で自己を見つめ直しお大師さまと結縁できる道場を体験してきましたが結縁できたか分かりません。

本日最終は丸亀城 天守閣は小さいのですが石垣が素晴らしく桜が満開でお城とマッチして最高でした。満足です。

 

 

8日目 4/2 (日) ---------------------------------------------------------------------------記録:多D

 

高松港からフェリーで小豆島最初に世界一の狭い海峡を見学、次に日本一の大杉を見る樹齢3000年の年輪を刻む国の天然記念物に指定されている。大野町

次にマルキン醬油記念館 1987年丸金醬油で大正初期に建てられた工場、創業80年

有形文化財に登録されている。醬油ソフトクリームが美味しかった。

日本のオリーブ栽培は小豆島オリーブ園から始まり100年近く良質のオリーブを生産しているとのことです。小豆島の最後エンジェルロードは1日2回、干潮時に海の中から現れる砂の道で時間が良く渡って来ました。

今回私にとって是非とも行きたい四国でした。特に香川県愛媛県の地

四国はお城が七つあり4城見たのが良かったと思っております。最後に予定になかった世界遺産姫路城に行けたのが最大の喜びです。

 

9日目 4/3 (月)---------------------------------------------------記録:吉D

    7:15高松---栗林公園---鳴門渦潮見学---淡路の道の駅---姫路城---

神戸空港発—--20:10千歳空港着(スカイマーク175便)

 

 ホテルを早立ちし栗林公園を見学。手入れの行き届いた立派な松や桜の木が沢山あった。大きな池には太鼓橋。鯉も沢山泳いでいた。さすが城下町の公園で素晴らしい。

10:10予定より少し早めにうず潮見学のフェリーに乗船。丁度、大鳴門橋の下あたりを船は何度も回りながらに迫力あるうず潮を見せてくれた。今日は当初予定になかった姫路城の見学をする事にしていた。途中で淡路の道の駅に寄りたっぷりしらすが乗った「しらす丼」を食べる。これはとても美味しかった。13:15姫路城着。城内は多くの見学者が入り、中々上層階に進めない状況。恐らく海外のお客様が半分はいるのでは・・と感じた。

天気も良く城下は桜が一杯咲いて美しい城とのベストマッチで美しい写真が撮れた。

盛り沢山の予定を入れた今回の旅だったが無事終了しほっとしたのが正直なところだ。

大人数で動くのは中々上手くいかないと感じる事も有った。しかし、皆さん良かったよ!

と言って頂き、成功だったと感じる事が出来ました。皆さんありがとう!!!