【山名・コース】白滝天狗岳1,553m 北大雪スキー場コース
【期間】 2023年9月17日(日)
【天候】 晴れ
【形態】 A・ (C) ・ P ・ 他
【性別】 男性1名 女性2名
【メンバー】CL藤T SL塩Iメンバー佐TK
【山行形態】 (尾根) 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー スノーシュー
【地点時間】〔記録者〕会員No 372 佐TK
出発6:15→小天狗9:15→前天狗9:40→白滝天狗10:15→下山開始11:40→前天狗12:00→小天狗12:30→登山口14:30
【短信・感想】会員№ 372佐TK
昨日は平山からニセカウシュッペ往復の余勢を駆って、今日は白滝キャンプ場近くの天狗岳をめざす。
登山口に向かう途中の展望台から、谷間の朝靄が雲海のように見られ、連日の晴天を約束していた。
休業中のスキー場の作業道を大きくジグを切りながら,登っていくと、一旦は広場のようになるが、その先は,背丈を越す笹ヤブが登山道を覆っている。しかも急登
のうえに朝露でびっしょりだ。二人は上下ともカッパを着て果敢に突入していく。私が恐る恐るあとに続くと、トレイランの男性があらわれ、あっと言う間に追い越し
て行った。露払いが三人いてもなを、濡れねずみになってしまった。
スキー場の上部に出ると展望も開けてきた。小天狗からはほぼ尾根通し。ハイマツ、
ガンコウラン、ハクサンシャクナゲ(?)等の間にはおいしそうなキノコがたくさん出ている。「今夜のおかずに…」の声もあるが、今ひとつ自信がない。以外にもまっすぐな電光坂を登ると前天狗。あまり役に立たないハシゴ状のクサリ場2ヶ所を越すとやっとのこで岩場の頂上だ。祠がハリガネで岩に縛られている。
今日はキャンプ場にもどるだけなのでのんびり展望を楽しみながら過ごす。目の前には
有明山。その左には平山カラニセカウの山並み。アンギラスの特徴的な岩稜は文三岳と重なっている。昨日歩いたばかりの稜線がもう懐かしい。
昼食をとり、濡れた靴を乾かしながら昼寝しようと思ったが、岩ゴロばかりで横になれずあきらめた。日差しが強く感じられてきて、1時間半ほども過ごした山頂をあとにする。
下山も二人は元気だ。夕食の事、明日の帰り道はどこに寄ろうかとか、おしゃべりしながらスタコラ下って行く。私だけがフラフラ、ヨロヨロ…。昨夜の飲みすぎか、寝不足か。山登り疲れと思いたくない。急がない一日とはいえ行動予定時刻を2時間半もオーバーして登山口に下り着いた。幸いキャンプ場までは近い。帰ったら夕寝でもするとしよう。
【ヒヤリハット】
なし