2023‐10‐1大雪 高原温泉沼巡り

 

【山名・コース】大雪 高原温泉沼巡り

【期間】 2023年10月1日(日)    【天候】 晴れ時々曇り

【形態】 A・(C)・ P ・ 他

【性別】 男性1名 女性3名

【メンバー】 CL:佐T(俊)、SL:椎N、会計:城D、藤I

【山行形態】 尾根歩き、日帰り

【地点時間】 会員№380 藤I

  9:30ヒグマ情報センター発 → 10:10高原沼着 → 13:10ヒグマ情報センター着

【短信・感想】会員№380 藤I

 

薄暗い中、札幌を5時前に出発。道中長いですが、今日も安全運転で。

大雪ダムレイクサイド駐車場手前の道路脇で黒いシカ?を発見、振りかえってみたら小さなクマでした! さすがはクマ多発地帯(*_*)、車の中でよかった。

紅葉期間中は交通規制があるため、レイクサイド駐車場でバスに乗り換えて、登山口のあるヒグマ情報センターへ移動します。登山前に、ヒグマ情報センターでヒグマの生態や注意事項についてレクチャーを受けます。大雪のヒグマの主食は植物で、大雪でクマによる死亡事故は60年間ないそうな。シカにあってもクマの方が逃げるらしい・・。手つかずの自然をいつまでも残すためには、より一層のマナー向上が大切ですね。

前日までの天気予報は小雨模様でしたが、晴れ女2名のパワーがさく裂し晴れ間がのぞいてきました。きれいな黄色や紅色のきれいな山並みが見え、気分もコウヨウします。

 

そして、8:50に念願の登山スタート。

前日の雨で山道は少し滑りますが、そんなに荒れていません。山道脇には、でっかい水芭蕉がたくさん、ご丁寧にクマの食痕やクマの糞のミニ看板がチラホラ。黄色の回廊をいくつかくぐり、30分程でヤンベ温泉分岐に到着。斜面からは蒸気がモクモクとあがっています(温泉卵つくりたいなぁ等と思うのは私だけでしょうか)。さらに30分程歩いて、最初の土俵沼へ到着。水面に映る景色もとてもきれいで、来てよかったよー。

続いて、バショウ沼、滝見沼、緑沼、湯の沼、鴨沼、エゾ沼、式部沼、大学沼、高原沼・・、とにかく沼がいっぱい。登山中にどんどん天気が良くなり、我々のテンションもあがりまくりで、写真を撮りまくってしまいました。

 2時間で折り返し地点の高原沼に到着、テレビや新聞でみるような紅葉の景色が広がります、遠くの山々もきれい。人工物がなにもない景色は素晴らしいですね。(ここまでくると沼の写真撮影はお腹一杯。)今日はクマ目撃情報もなく1周できるので、ぐるっと1周のコースへ(夏はほぼ毎日クマが出没するため、通行規制で1周できないことが多いそうです)。三笠新道分岐から空沼へ。そして、川の横を何か所か渡渉しながら下っていきます。数か所ロープを使う場所もあり要注意です。クロカワ、ボリボリ、ベニヤマタケ・・、キノコの写真撮影に夢中で遅れる者が約1名。のぞき地獄から地獄をのぞいて、再びヤンベ温泉分岐に戻ってきました。

ヒグマ情報センターまで50m手前くらいのところで、とつぜん雷と大雨が・・・・。なんとラッキーな1日でしょうか。前日までの予報を見事に覆し、さらにほとんど濡れることもなく、絶景を楽しむことができました。晴れ女教の信者になってしまいそう。(教祖様いわく、一日一善の心掛けが大事なそうな)

帰りは、セコマに入浴割引券があるという貴重な情報があり、セコマに寄って割引券を入手、ホテル大雪へ向かいます。ここは、なんと800円で3か所のお風呂に入れます。好奇心旺盛(よく深い?)な我々は、当然3階と7階の展望風呂をハシゴしてから帰札しました。

ご一緒してくださった皆様、大変ありがとうございました。楽しかったですね~

春の沼巡り、高根ヶ原の尾根歩き等、行きたい場所が増えてしまいました。

 

ヒヤリハット

後ろにいたカメラ片手の男性が、登山道でひっくり返っていました。幸いケガはなかったようですが、撮影に気を取られて転倒した様子。周りに気をとられて転倒しないよう要注意。