2024-2-8山田峰(935m)・山の神(714m)

【山名・コース】山田峰(935m)山ノ神(714m) 150峰

【期間】 2024年 2月 8日 (木) 【天候】 曇り時々晴れ

【形態】  A ・ C・ P ・ 他

【性別】 男性5名 女性4名

【メンバー】CL竹K、SL佐SK、松U、金K、藤T、椎N、平N、柳K、佐T〈J〉

【山行形態】 (尾根) 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

【地点時間】 〔記録者〕 会員№315 佐T(J)

札幌岳冷水登山口 8:00→ 山田峰 11:00~11:10 山の神分岐11:35→山ノ神 13:15→冷水登山口 14:15

【短信・感想】会員№315 佐T(J)

豊滝除雪ステーション7時30分集合。いつもの待合室が閉ざされて中に入れず。トイレは利用可能。駐車場で参加者確認し3台の車で豊平峡温泉を通り札幌岳登山口に向かう。

1台の車がすでに駐車している広い路上に並べて置き、藤Tさんにビーコンチェックしてもらう。電池残量の注意の説明を聞き、登山届に記入し夏道登山道を進む。風もなく静かだ。

しばらくして沢から外れルート取りが始まる。トレースを見つけたり消えたり、先頭と後方からの声掛けにひたすら黙って足跡に従う。

道迷いではなく何通りも可能な冬のルート取りの面白さなのだと私は楽しむ。

登るのも、巻いて行くのも、遠回りや近道でも遊び心が好きだ。

二手に分かれた時には、どっちについて行こうかと、少し決め兼ね合流した時には

今の選択は正解だった。などと小さな喜びで満足。

ラッセルは交代しながら進む、急斜面になると下りる足跡のみなので歩幅が大きく登る側は、踏み跡にスノーシューを乗せながら進むと楽なので、後ろの柳Kさんから「歩幅が大きすぎるよ!」と言われたが歩幅が大きい方が力出るしスノーシューを持ち上げる回数が減る。どうすれば足に負荷がかからないかいつも模索している。そんなことを考えるのも面白い。

山田峰頂上には11:00、振り向くと柳Kさんのお顔は傷と血が、なぜ見たとき「どうしたの?」 と聞けなかったのかな? (最後のヒヤリハット参照)

風が出てきたので少し下がった所で喉に押し込むように短時間で昼食を済ませる。

山ノ神方面の分岐11:35、来た道とお別れして木をかき分けながらの密集地帯の瘦尾根を進む。時に顔や体に当たり痛い。

林道には12:35。雪がちらつき始める。そのまま横切り植林の間の緩やかな登りと下りを繰り返し13:15山ノ神山頂。

ここからが45分間の大冒険。下山始め下を見るとトレースあり、短い距離なのだがそこまで下りるには急な崖、金Kさん、藤Tさん、椎Nさん、松Uさんが下りた!

臆病者の私は藤Tさんから的確なアドバイスを受けながら緩やかなコースを滑る事ができた。

下から見ると雪がなく木がむき出しの崖があり危ない、本当に感謝。

15分程林道のような緩やかな道を進む。すると今度は300メートル位あるだろうか、急斜面の木々を避けながら長い尻滑が始まる。雪が多いのでブレーキが利く。先頭の人の姿が見えないくらいまだまだ先、佐SKさんがスノーシューを木に引っ掛けてしまう。ひとりでは起き上がれない。私の力ではダメだ。竹Kさんが駆け付け助けてくれました。ゴーカートを操縦しているような気分でした。

リラックスしている先頭集団の姿が見えた時はもう少しだとほっとした。

14:00夏道登山道に出た。上を見上げると木のむき出しのデコボコがあちらこちらに、

安全で一番良いコースを選んだ。

この山を知り尽くしたような素晴らしいルートでした

600m歩き冷水登山口14:15

途中山ノ神から山田峰に向かう単独男性二人に会いました。その一人が同時位に下山してきました。久しぶりスリル満点の山行でした。

 

ヒヤリハット

山田峰の手前960mポコの手前少し急登を登っていた時、右側の灌木に気を取られて左側の小木に気が付かず気が付いた時は目の前に小木の枝が有り右手で払い除けた時に枝が跳ねて顔に当たる。幸い頭巾形の帽子だったので顔横面は大丈夫だったが左前の頬の部分に枝が当たり損傷。血が出ていると指摘を受け傷ついた事に気が付く。少し出血。急登で上を見る余裕が無く気付いた時は目の前。びっくりして手で払ったのが良くなく、幸い眼に当たらず良かったと反省。