2019-02-10~11幾春別岳 幾春別左股沢林道

【山名・コース】幾春別岳 1062.5m 幾春別川左股沢林道
【期間】 平成31年2月10日(日)~11日(月)
【形態】 A・ C ・ P ・ 他
【天候】 2/10晴 2/11薄曇り・雪
【性別】 男性3名 女性1名
【メンバー】 CL:赤 平 二(理) 会員外1名
【山行形態】 尾根 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 
【地点時間】【記録者】 二 
R452林道入口10:35 林道入口から7.41km地点16:00 C1
 テン場6:15 林道終点手前7:50 沢底8:15 テン場9:40~10:30 道路14:50
【感想文】                               二
 ピックアップしてもらい野幌のHさん宅へと向かうが場所が分からず手間取る。野幌は朝方雪が大量に降り道幅も狭く、近所の人達は雪かきに大忙し。桂沢湖から夕張へと向かうR452の左股沢林道入口に除雪をして車を置く。先週下見に来た時には、除雪されていたとのこと。リーダーはプラスチック橇を4台用意してくれている。Nは重い水物はないのでリュックは背負っていく。他の3名は夫々ソリを引いてゆくが、平らな林道は快適だがトラバースの時などソリはひっくり返ってしまいとても大変そうだ。

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ノートレースの林道は足首ほどのラッセルで進むが崩壊している場所、雪崩そうな斜面をトラバースの場所もある。15:30疲れも出てきたし今宵の天場を探しながら林道終点までの予定を2.5km残し16:00行動停止。本日の移動距離7.41km。CLの「今夜は小屋掛けにするので暖かいよ」の言葉。小屋掛け? (張ったテントを木の枝で覆いその上に雪をかけるそうです。) ここでアクシデント発生! えっ・・・ポールがない・・・ リュックに外付けしていたのでソリがひっくり返ったときに落ちてしまった。じゃあ雪洞を掘りましょう。

 

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暗くなって完成。林道脇なのでスペースが限られているので横長に。多少の傾斜はあるが今宵の寝床は確保。夕飯はKシェフの牛肉のすき焼き!卵は一人2個も当たる。美味しい。夕飯が終わると、明日の朝食用にご飯をもう一度炊きました。寝入りばな寒かったけど深い眠りに落ち快適な朝を迎える。夜半に雪が40㎝位降っていた。うっすらと明るくなった6:15出発。膝下のラッセルで雪も降ってくる。林道終点手前から降りやすいところを探し沢に40mほど降りる。渡渉地点・稜線への尾根も確認して撤退を決める。雪洞に戻りコーヒーを飲みホッとする。帰りはAさん、Hさんリュック背おって歩く。ソリも結構雪の抵抗があり重いとのこと。昨日のトレースはうっすらと分かる程度。
14:50長い林道歩きが終わりました。総移動距離20.4km
車はすっぽりと雪に包まれていました。 遙かなる幾春別岳でした。
ヒヤリハット
大切なものはリュック中に。
外に付けるときは細心の注意を。