2019-1-4 冬山入門・訓練1班

【山名・コース】冬山入門・訓練 1班

【期間】 2020年1月4日    【天候】 晴

【形態】 A・ (C) ・ P ・ 他

【性別】 男性 8名 女性 2名

【メンバー】 講師CL:柏、講師二(理)、竹、多、平、高、渡(誠)美、笠、渡(元) 

【山行形態】 尾根 (縦走) 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

【地点時間】〔記録者〕渡(元)

 

【感想】 渡(元)

 〇 1月4日、正月3が日明け早々、「冬山訓練」に参加しました。

  当日は、快晴の中、総勢18名(計画書)が2班に分かれ、私の参加した第1班では、K氏、N氏の両講師の下で、ビーコンによる雪崩埋没者の捜索やシャベルによる積雪安定度(不安定性)の判断、ビバークの際のスノーマウント(雪洞)づくりといったことを実地で教えていただきました。

  会員の皆さんは、訓練詳細はよくご存じと思い、新参者の私が感じたことや反省点を書き記してみました。

〇 当日は、8時に豊滝の「旧道路情報館」に集合。私の分乗した「H車」が最終到着のようで、既に点呼済みの模様。皆さんに会釈しボーッとしていると、H総合CLとN氏から「ビーコン、装備は大丈夫ですか」と問い質しを受け、「Sさんに貸して頂けたので・・」とたどたどしく受け答え。「テキスト」は斜め読み程度ですし、未知の訓練に「緊張」が高まりました。装備の確認・照会メールに返事をせず申し訳ありませんでした。山行計画のメールも確認を怠っていました。反省。

〇 9時前に中山峠の「道の駅」に到着、各自スノーシュー等を装着し、第1班は、K氏を先頭に(私はその後ろ)、木々への着雪状況から分かる風向などを教わりながら、5百メートルほど先の講習予定地へ向かいました。

  到着後、まず、ビーコン訓練です。二人一組での訓練で、私は、熟練K氏と最終組なので、合間に、真っ青な空、白銀の無意根山等が織りなす清々しい景色を堪能しました。

  訓練では、M社製ビーコンの性能がすばらしく、また、K氏の介添えもあり、2回繰り返す内にシグナル・コース・ファインのサーチは少しはできた感ありましたが、ポイントサーチ、十字探索は、最初はその意味も分からず、埋雪担当のN氏から、「0.6、0.4」云々と、プローブを突き刺す箇所を含め、きめ細かく指示を受けて、ようやく見つけ出すといった次第でした。5分以内はまだまだと思いました。

また、この際、ビーコン操作上履いた薄手の毛糸手袋を濡らし後悔しました。訓練の合間に、プローブを飛ばしての早期組み立て方法も教わりましたが、冷気や若干の風のため指先が凍えて思うようにできませんでした。

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〇 続いて、11時頃から、積雪安定度の判断に係る訓練です。最初、N氏から、試験体づくりから手解きを受け、その後各自で判定の試験(訓練)を行いました。

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私は、試験体づくりにあたって、30センチ幅にこだわり過ぎシャベルで叩くには少々広すぎるものをつくってしまったため、スノーソー(この時初めて知りました。)での成型・切り離しに時間を要し、試験結果はどん尻という始末でした。K氏の支えもあり、何とか皆さんと同様に「肩支点叩き」により30センチ深で破断(弱層・すべり面)が生じる状況になりました。

なのに、どういう状態なのか分からず聞いてしまいました。

〇 最後は、12時頃から、皆でスノーマウントづくりを行いました。この訓練では、孫相手にかまくらづくりを行っていることもあってか、また、力仕事でもあるので、私も少々役立てたのかと思った次第です。

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 〇 合間に休憩を入れながら、こうした訓練を13時過ぎに終えました。

 帰路は、スノーシューハイクを少々楽しみ、2班のビーコン最終訓練の様子もみながら、出発点の「道の駅」に戻って、物陰で非健康的な「一服」をしました。(許してください。)

 講師のK氏、N氏はもとより、お声かけ・手助け頂いた皆さん、本当にどうもありがとうございました。引き続きご一緒できるよう「精進」して参ります。

   「あっ」、最後に、通信費、交通費の支払いは出遅れのないよう注意します。

 

ヒヤリハット