【山名・コース】双珠別岳 (1383m)
【期間】 2021年 2月14日 【天候】晴れ
【形態】 A・ (C) ・ P ・ 他
【性別】 男性 3名 女性 3名
【メンバー】CL藤 SL塩 多 吉K 古 泉田
【山行形態】 尾根 (縦走) 沢登り 岩登り 登攀 山スキー
【地点時間】〔記録者〕 泉
登山口発8:40 林道終9:40 頂上着11:30 登山口着13:00
【短信・感想】 泉
日高の双珠別岳を初めて登る。日勝峠7合目辺りの駐車場に車を置く。雪のない道路を横切り林道を一時間ほど歩いて斜面に取り付く。
疎らな樹林帯を行くが、暖かくて雪が湿っていてシールに大量の雪がつきだした。
何度も払うが辛くなりストップしてロウを塗る。古田さんが力をいれて擦り付けてくれた。おかげで滑るようになり大感謝。
振り返ると綺麗な姿の沙流岳が見える。樹林帯を出ると大きく広々とした雪原。真っ白な山々と空だけの、冬ならではの冬でこその素晴らしい白い景色。
この景色の中にいる私たちは点、点と歩む蟻の行列のようだろうか。立ち木が雪を纏いちょうど小鳥の形になっていて、野鳥が大好きの私はちょっと楽しい。
頂上近くに来るとハイマツがかなり密集して登りづらい。頂上は平坦で標識もあるが、風雪にさらされ文字が読取れない。CLが黒いペンでなぞると双珠別とはっきり浮きでた。
周辺の景色を眺めていると、大型の赤い雪上車が登ってきた。ええ~何?と思っていると後方に止まり、ボーダーがぞろぞろとおりてきた。こちら側もいい斜面で次々と下りていった。リゾート会社のツアーらしい。料金を聞いてみるとかなり高額で手がでない。
場所を変えて2,3回滑るらしい。こんなツアーもあるのだと感心してしまった。
シールをつけたまま風のない所までおりる。スキーの板をひっくり返して腰をおろす。以外と座り心地がいい。暖かくてのんびり、ゆったりのお昼休みは幸せのひととき。
下りもいい斜面なのでトレース跡を横目にみながら思い思いに降りていく。
山日和に恵まれてスキーを楽しみました。双珠別岳はとてもいい山でした。