【山名・コース】祖母山 1756m (神原コース)
【期間】 2022年 3月24日(日) 【天候】 晴れ
【形態】 (A)・ C ・ P ・ 他
【性別】 男性 4名 女性 1名
【メンバー】 納Y 厚M 会員外3名
【山行形態】 (尾根) 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー
【地点時間】「記録者」 会員№161厚M
8:50 登山口 9:40 五合目小屋 11:50国観峠 13:15~14:10祖母山
16:05 五合目小屋 16:35登山口
【短信・感想】 会員№161厚M
登山口に続く道路は舗装されていて「国道」との標識はあるが、まるで「ポツンと一軒家」に行くような急カーブの山道を上がって行った。しばらくそんな道路が続いていたが下りとなり、どこでナビを見間違えたか、見覚えのある山道スタート地点に戻っていた。
改めて登り返して登山口に到着した。
「祖母山」は神武天皇の「おばあさん」にあたる「豊玉姫」が祀られていることから、
この名前がつけられたとの事。
良く整備された駐車場とトイレ、トイレの傍には靴洗いの水も引かれてあった。
昨日の九住山とは打って変わって晴れ渡り、気持ちの良い登山道が続いていた。
先週迄、山スキーで羊蹄に登っていたのに、夏装備に変わり身体が軽く感じ、快調に登
っていった。
調子に乗ってやらかしてしまった。ふと気が付くと腕時計が無い。少し前に暑くなりウインドブレーカーを脱いだ時に時計を外した。急いでその場所に戻るが無い。
ゆっくりと探している時間がないので諦めて元の場所に戻り、気持ちを切り替え歩いた。
次第に登山道は斜度がきつくなって来た。
ゆっくり歩いていると下から元気な声の「君が代」の歌が近づいて来る。近づいてきたのは男子2人、女子1人のグループだった。
足元を見ると二人の男子はスニーカーだった。(大丈夫?)みるみる追い抜いていった。
急登の連続だったが、標識が「頂上まで何㎞」と書かれていて励みとなった。
頂上迄2Kmの標識の頃から、昨日降ったのであろう雪道となる。
軽アイゼンを持参していないので、滑らないように慎重に登る。気温が低くないので凍っていないので助かる。この時期九州で雪山を歩くとは思ってもみなかった。
国観峠で北谷登山道と合流し、雪の頂上迄一時間頑張った。
「ヤッホー」先に進んでいた福岡の彼らとパーティの待つ頂上に到着した。皆で無事到着を祝い、写真を取り合う。スニーカーの若者は足指を痛めていた様子。
頂上には二つの石祠があり、360度の大展望はいつまで見ていても飽きない。後ろ髪を
引かれる思いでピークを後にした。
5月の始めには「アケボノツツジ」が美しく咲くと言う。祖母山ピークと一緒に眺めて見たいものである。
【ヒヤリハット】特になし