2024-1-28  札幌150峰 小川峰(947m)柳沢峰(1023m)

【山域・山名】  札幌150峰  小川峰(947m)~柳沢峰(1023m)

【期間】 2024年1月28日(日)    【天候 】曇り、晴れ

【形態】 (A)・ C ・ P ・ 他

【性別】 男性4名、女性4名

【メンバー】 CL竹K、SL藤T、平N、佐SK、松U、佐T’俊子)、泉D、椎N

【山行形態】(尾根)縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

【地点時間】〔記録者〕  椎N

  登山口発8:00→宝来沼尾根取付き9:00→720m地点11:30 (昼食) 

  下山開始11:50→下山12:45

 

【短信・感想】  椎N

 25日に山行が組まれていたが悪天候が予想され28日に変更になり、曇り空から晴れ間も見える天気になった。今頃の山行としては上々の天候となったが3月上旬頃の気温で雪崩の心配があった。

登山口でビーコンチェックを済ませ、薄別登山口から宝来沼までトレースを使わせてもらい順調に林道を進む。予定していた取付き付近の渡渉ポイントはやや落ちていたので安全に渡れそうな箇所まで少し下って渡る。

尾根取付きからの急登は雪崩を誘発しないように出来るだけ樹林帯を登る様にして尾根を目指すが膝上のラッセルを強いられ、尾根に上がっても苦戦し交代で厳しいラッセルをするが捗らない。

尾根取り付き地点の標高は524mで9時から登り、撤退地点の標高は720mで11時半到着だった。2時間半雪壁と格闘し200mしか登れなかった。

この先頑張っても到底山頂には届かないので撤退を決め、写真撮影をしてから昼食とする。

下山は登ったトレースを使い登山口まで1時間掛からなかった。尾根取付き地点から上を見上げるとかなりの急登だった。

 

<山岳ガイドさんから教えて頂いた事>

雪壁のラッセルは雪をストックで落とし壁の角度を緩くし、落とした雪は膝や足で踏んで固めそこを踏み台にして、スノーシューを踏み台の上部に差し込み一段づづ上がって行く。

反動を付け強く踏み込みすぎるとステップが崩壊し、固めた土台ごと崩してしまう。ステップを崩さないためにじわじわと上がることを心掛け、後続の仲間のためにもステップを崩さないように登る

 

習った事があったがここまでの雪壁と格闘したのは初めてだ。

「習うよりも慣れろ」深雪ラッセルの技術習得の良い体験になった。

ヒヤリハット

なし